お笑いコンビ「カラテカ」の入江慎也さんが外食産業のワタミにヘッドハンティングされた。23日、本社で行われた中途採用入社式で渡邊美樹会長から辞令を受け取った入江さんは「会長にワタミへの熱い思いを語っていたら、念願のワタミの一員になることができました」と大喜びし、「友達が5000人いますので、この力を今発揮するときが来た。友達とバンバン宴会したいと思います!」と宣言した。
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入江さんは、吉本興業とワタミグループが、「食」と「笑い」で日本を元気にする企画「ワタミ×よしもと おもしろ宴会部」を発足することになり、その部長に就任した。同宴会部は、ワタミグループが全47都道府県に進出したことをきっかけに、同じく47都道府県に「あなたの街に住みますプロジェクト」を展開する吉本興業が共同で企画。6月8日に開催されるワタミグループ株主総会後の感謝祭イベントを皮切りに、イベントやメニュー開発などを行っていく。
入江さんは部長として、課長の「ザ・パンチ」のパンチ浜崎さんや、「ベイビーギャング」の北見さん、ハロー植田さんら「入江軍団」たちとともに、さまざまなイベント企画を提案する。渡邊会長とは、昨年11月のラジオ番組での共演以来“友達”だといい「トークライブの打ち上げでいつもワタミを使ってて、大好きだ大好きだって言っててよかったな。(使用率は)合コンが一番多い。ご飯がおいしいし盛り上がりやすい」と話した。
入江さんら宴会部について渡邊会長は「知り合ってからプライベートでもみんなで宴会したら面白かったし、自分たちがすごく楽しんでくれているから大丈夫だと思う。適任です」と太鼓判。「宴会を増やしてほしいので、企画を募集したい。メニューの提案もしてもらいたい」と期待を寄せつつ、「実力主義なので、部長交代もあるかもしれません」と忠告して、入江さんを慌てさせた。
入江さんらは、入社式後に営業幹部が集まる業務企画会議にも参加。入江さんは「47都道府県芸人と絡めたイベントや合コン企画、全国のミスターワタミ、ミスワタミも決めたい。そうしたら、お客さんがお店会いに行くじゃないですか」とさっそく企画を提案し、「吉本芸人と盛り上がっていきたい」と意気込んだ。(毎日新聞デジタル)