大沢たかお:プライベートは不安定? 恋愛も「残念ながらない」

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 俳優の大沢たかおさんが映画「終(つい)の信託」(周防正行監督)で「第22回日本映画批評家大賞」の助演男優賞を受賞し、2日東京都内で行われた授賞式に出席した。プライベートについて報道陣から聞かれた大沢さんは「年齢も年齢なんで別に何か(交際など)あってもいいとは思うけど、残念ながらないです」と苦笑い。「プライベートは充実してないのか?」とさらに突っ込まれると「いや、僕のプライベート知りたくないでしょ? もっと若い子たちに聞いてもらって。話すようなことはないから」と答えていた。

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 大沢さんは「演技ってすごく不安定なものだから、安定してないギリギリのところでやる表現が色っぽいと僕は思う。だから、あんまり充実しちゃうときわどい世界って出せないのかなって……」と持論を展開。「逆にいうと、仕事で幸せなときはプライベートで幸せじゃないのかも」と語った。

 「終の信託」は現役弁護士の朔立木(さく・たつき)さんの小説が原作。重度のぜんそく患者に命を託され、決断を下したことによって「医療か、殺人か」を問われる一人の女医を中心に展開する。大沢さんは女医を殺人罪として厳しく追及する検察官を演じた。(毎日新聞デジタル)

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