hide　MUSEUM：8年ぶりに復活　リアルな人形や初披露の展示物も

　「X　JAPAN」のギタリストやソロなどで活躍し、1998年に亡くなったhideさんの記念館「hide　MUSEUM」が約8年ぶりに東京と大阪で復活することが明らかになった。hideさんが今年、ソロ活動20周年、2014年に生誕50周年を迎えることを記念したプロジェクト「hide　ROCKET　DIVE　2013−14」の一環で、2日に川崎クラブチッタ（川崎市川崎区）で開催されたフィルムライブ「hide　FILM　ALIVE！」で発表された。hideさんの姿を再現した人形や使用していたギター、1枚目のソロアルバム「HIDE YOUR FACE」のジャケットに使用された仮面のオブジェなどが展示され、初披露の展示物もあるという。

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　「hide　MUSEUM」は00年にhideさんの生誕の地である神奈川県横須賀市に開館し、05年の閉館までに約45万人が来場した。復活する「hide　MUSEUM」では、映画「妖怪大戦争」「ゲゲゲの鬼太郎」などの特殊メークを手がけた岩倉知伸さんが皮膚感や毛穴まで再現したhideさんの人形、映画「エイリアン」などの美術制作で知られるH・R・ギーガーさんが手がけた仮面のオブジェなどを展示する。

　また、プロジェクトの一環として、さまざまなジャンルのアーティストが参加するトリビュートアルバム全6作品が発売されることも発表された。第1弾として「摩天楼オペラ」「己龍」などのビジュアル系アーティストが参加するトリビュートアルバム「hide TRIBUTE 2 −Visual SPIRITS−」「hide TRIBUTE 3 −Visual SPIRITS−」が7月3日に発売される。（毎日新聞デジタル）