女優の貫地谷しほりさんの初主演映画「くちづけ」(堤幸彦監督)が25日、初日を迎え、東京都内で舞台あいさつが行われた。貫地谷さんは、「『くちづけ』のお誕生日にいらしてくださってありがとうございます。今日来るまでにスタッフ、キャストで育て上げた作品です」とあいさつし、「感無量です」と笑顔を見せた。舞台あいさつ後には、共演の竹中直人さんらとともに出口で黄色いバラを観客に手渡し「ありがとうございます」と直接感謝の気持ちを伝えていた。
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「くちづけ」は、12年に解散した劇団「東京セレソンデラックス」の舞台が原作。知的障害者が生活するグループホーム「ひまわり荘」を舞台に、7歳の子供のまま止まってしまった30歳のマコ(貫地谷さん)と、父である元人気マンガ家・愛情いっぽん(竹中直人さん)の感動の親子愛が描かれる。サプライズで用意された黄色いバラ400本は、父と娘の絆が描かれる同映画と「父の日」にちなんで用意された。舞台あいさつには堤監督、原作・脚本を務め、ひまわり荘の住人・うーやん役を演じた宅間孝行さんも登場した。
貫地谷さんは「初主演って人生で一度きり。それがこの作品でうれしすぎるというかありがたすぎる。毎日初めての感覚がありました。初めて現場でつらいことがあった。いろんな思いがあって言葉にできません」と語った。竹中さんは「堤組に宅間さんの脚本で、この作品参加できたことを誇りに思ってます」といい、貫地谷さんも「私の人生本当にハッピーだな」とうなずいた。宅間さんは「なんだかんだ言って、映画になるのは奇跡に近い」とスタッフに感謝し、堤監督も「宅間さんの舞台を見たときに『映画にした方がいい』と言った。(監督になったのは)運命。多くを語ることはないです。皆さんの心に何か植え付けられれば」と観客に呼びかけていた。(毎日新聞デジタル)
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