藤原竜也：結婚会見詳報　同居6～7年、役者生活支えた彼女に「けじめ、区切り」

　俳優の藤原竜也さん（31）が31日、東京都内で会見を開き、一般女性（34）と年内に結婚することを報告した。会見の主な一問一答は以下の通り。（毎日新聞デジタル）

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　−−結婚を決められた思いとプロポーズについて教えてください。

　交際9年、今年10年でいい区切りで、話を進めて決めた。大変な時期もあったけど常に支えてくれた彼女。そろそろいいんじゃないのかな？ということと、（恩師の）蜷川幸雄さんに相談したら、「いいタイミングだ」と言ってもらえた。まだ籍を入れていないが、（プロポーズは）よき日があればその前夜に言葉をかけてあげれば喜んでもらえるんじゃないかな。

　−−結婚の経緯は？

　自然の流れで、けじめ、区切りです。仕事を頑張ってきた中、結婚はもう少し後でもよかったと思っていたが、去年の暮れごろから話を進めた。

　−−結婚決意後の心境の変化は？

　彼女にとっても自分にとっても新たなスタートだなと思ってます。

　−−お相手は？

　相手は34歳で、一般の方。謙虚なやさしい方です。常にそばにいてくれて、ずっと支えてくれた女性です。

　−−誰に似てる？

　あんまりいなくてですね……。小動物系な。（照れながら）ミーアキャットのような女性。

　−−スケッチブックがあるんですけど、似顔絵描いてもらえませんか？

　絵のセンスがない。事故になるので……。

　−−彼女の手料理を食べることは？

　撮影中、けいこ中は時間がなくなってる時期。食事、家事をサポートしてくれています。カレー、ハンバーグおいしいですし、よく（料理を）してくれてる。（好きなメニューは）お鍋とかカレーライスとかです。

　−−交際期間は？

　9年間お付き合いさせていただきました。今年が10年目。いい区切りだと思いこういう発表とさせていただきました。あっという間な感じ。振り返ってみるといろいろあって長い9年間でした。よくこんな僕についてきてくれたなと感謝の気持ちでいっぱいです。

　−−結婚時期は？

　お互いタイミングのいい日を選ぶのがベスト。自然体で一緒にいられたら。

　−−出会いいつごろ？

　04年の夏ごろ、友人の紹介で食事する機会がきっかけで、連絡取るようになり交際に発展しました。

　−−芸能関係の方ではない？　会社員の方？

　そうです。

　−−結婚の日程は？

　夏ぐらいが彼女の誕生日。ばたばたしてもしかたがないと思うので、おちついて会社（所属事務所）のいい日にしたい。

　−−同居の期間は？

　6～7年ぐらいは一緒に住んでいます。

　−−なんと呼び合ってる？

　下の名前で呼んでます。（下の名前で呼ばれてる？）そうですね、「たつ」とか（照れ笑い）。

　−−（恩師の）蜷川幸雄さんには報告されましたか？

　10代、20代のころから「今から飛び出していく俳優にとって、簡単にサポートしてくれる女性を作ることは、よくないかも……」と言われていた。今回、報告したときには「（これまでの試練を）よく乗り越えた、新たなスタートを切ることを祝福する」と言ってくれました。

　−−（俳優の）小栗旬さんと仲が良いと伺いましたが、夫婦円満のアドバイスをいただきましたか？

　仲がよいですけど、秘訣（ひけつ）とかは聞いていない。中村勘九郎さんも祝福してくれて。この先大変なときもあるでしょうから、そのときは相談したいです。中村勘九郎さんには先ほど電話しました。「久しぶりに泣いたよ」と喜んでくれました。

　−−交際期間の9年間で一番の思い出は？

　僕ら旅行が好き。海外旅行に毎年1回行けるか行けないかですが、行ったときは思い出深い。温泉旅行もいい記憶として残ってる。毎年いろいろなところに行って思い出を作っています。

　−−4歳年上の女性ということもあり、姉さん女房ですか？

　姉さんの雰囲気はあんまりないです。俳優の仕事、世界をすごく理解してくれてる方なので帰宅の時間とか「家のことやりなさい！」とかそういうことないです。

　−−彼女は藤原さんの出演された作品を見て、感想をいうことはありますか？

　そうですね。「よくない」といわれたらイラッとするし、「いい」といわれたらうれしい。よく見ていただいています。

　−−けんかはしますか？

　よくします。自分は3人兄弟の末っ子、彼女も末っ子なので、末っ子同士わがままでぶつかりあったりする。僕は常にせっかちなので、カフェに入っても、早く飲んじゃって、席を立ちたがる。でも彼女はまだ飲んでいて……。あんまりよろしくないですね。ゆっくりカフェで過ごせるようにしたいです。

　−−子どもの予定は？

　自然の流れで授かってくれればいいなと思います。

　−−相手のご両親にあいさつはされましたか？

　初めて会ったときではなく、今年に入ってからです。正座して、「こういうこと考えているんですけどよろしいでしょうか」といわせてもらいました。「分かった」といってくれました。シンプルな答えでありがたかった。うれしさもありますし、責任感も芽生えて、しっかりしないといけないなと思った。

　−−新婚旅行の予定は？　結婚指輪は購入した？

　今年、スケジュールが埋まっていて、連れて行ってあげられないが、彼女が望むところに連れて行ってあげたい。指輪も彼女の希望のものを用意したい。

　−−婚約指輪は？

　奮発はしていません。普通のです。

　−−最後に一言お願いします。

　入籍を機により一層の表現ができるようにしたい。彼女の幸せを最優先することも大事ですし、表現することによって皆さんとコミュニケーションを取れるとうれしいので、一層の努力をして、いい仕事をしてくことが大事。お芝居の方に力を入れていきたい。