年内でグループを卒業するAKB48の板野友美さんが、8日に行われた「第5回AKB48選抜総選挙」の開票イベントで11位を獲得。「5回も総選挙やっていますけれど、やっぱり総選挙ずっと嫌いでした」と告白した。また、同イベントで卒業を発表した篠田麻里子さんについて「麻里子おめでとう。でも私より先に卒業しちゃうんだね。なんで言ってくれなかったんだろう……。同じ1期生として悲しいです」と自身のツイッターで複雑な心境を吐露した。
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総選挙が嫌いというまさかの告白をした板野さんだったが、一方で「でも、今日たくさんの票をいただいて、ファンの方が頑張ってくれたという気持ちをいただいて。温かい気持ちを知ることができました」と語り、「私はもうすぐ卒業してソロになります。今、不安もたくさんあります。誤解されることが多いですけれど、私はそんなに強い人間じゃないです。この票の分だけ自身に変えて夢をかなえていきたい」と話した。
「ともちん」の愛称で知られ、AKB48の1期メンバーの板野さんは、AKB48総選挙でも、第1回は7位、第2回は4位と“神7”の一角を占めてきた。しかし、11年の第3回では8位と“神7”から唯一転落。イベント後の写真撮影でも笑顔を見せることができず話題を呼んだ。昨年の第4回でも8位と、ソロデビューやファッションリーダーとしての知名度に比例しない得票数に苦しんできた。今年2月に年内でのグループ卒業を発表したが、今回の総選挙に立候補。最後の挑戦はほろ苦いものとなったが、すがすがしい笑顔を見せた。(毎日新聞デジタル)