人気アイドルグループ「AKB48」の32枚目のシングル(8月発売予定)を歌うメンバーを選ぶ「第5回AKB48選抜総選挙」の開票イベントが8日、日産スタジアム(横浜市港北区)で行われ、前回2位のAKB48・渡辺麻友さんは10万1210票を獲得し3位だった。
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渡辺さんは「1位に向かってこの日まで1年間ひたすら一生懸命、突っ走ってきました。応援の言葉や温かい気持ち、いろんなものをいただいて1年間頑張ってこられた。本当に私は幸せです」と話しつつ、「この1年間、1位を目指してやってきたので第3位という順位は正直すごく悔しい気持ちはあります。こうして皆さんと上を目指してとっても楽しかった。幸せです」と悔しさをにじました。
さらに、「12歳でAKB48に入って分かったことがある。センターになるのは難しい、センターとして認めてもらうことが一番難しいということが分かりました。どのメンバーよりも自分自身をAKB48に支えてきた自信があるのでこれからもその気持ちを胸に、(この順位は)まだ上を目指していけるということなので、その希望を胸にこれからも頑張っていきたい。来年の総選挙では一番最後に名前を呼ばれるといいと思います。ありがとうございました」と続けた。
“まゆゆ”の愛称で知られる渡辺さんは94年生まれの19歳。06年に12歳でAKB48のオーディションに合格、07年からチームBで活躍してきた第3期メンバーで、現在はチームAに所属。昨年は「さばドル」(テレビ東京)でドラマ初主演、ソロデビューも果たした。総選挙では、第1回は4位、第2回、第3回は5位、第4回は2位で、今回の投票速報では2位と好発進をきっていた。“次世代エース”として期待されており、昨年の総選挙では「来年も総選挙があるなら、私は1位を取りたい」と発言していた。
「AKB48選抜総選挙」は09年から行われており、5回目となる今回は初めて立候補制をとり、前回1位の大島さんら選抜常連組をはじめ、次世代を担う若手メンバーや姉妹グループ、卒業メンバーら史上最多の246人が参加した。(毎日新聞デジタル)