SOPHIA:活動休止は“1回目の卒業式” 松岡、復活目指し「ちょっとブレーク」

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 人気ロックバンド「SOPHIA」が12日、日本武道館(東京都千代田区)で、活動休止前最後のライブとなる全国ツアー「SOPHIA TOUR 2013“未来大人宣言”」の最終公演を開催。19年間、「SOPHIA」として走り続けてきたボーカルの松岡充さんは公演直前に会見し、活動休止について「なんでも節目がある。節目があるからこそ、次の扉が開けられる。そういう意味で1回目の卒業式みたいな感じ」と語り、「1人でも多くの人に音楽で出会えるように、復活を目指して、新たなスタートを切りたいと思っているので、そのときを楽しみに待っててください!」とファンに呼びかけた。

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 活動休止の理由について、「SOPHIAの未来のため」と表現した松岡さんは、「このバンドでまた未来に活動して、作品を作って、僕たちの音楽を待ってくれている人たちに届けることができるように。そのために一度ブレークして、充電して、またやっていきたい」と説明。さらに、結成19周年での活動休止には、「20周年で活動休止しないところが僕ららしい。(復活の)予定があっての活動休止ではないけど、未来のためにちょっと1回ブレークさせてください」と笑顔で語った。

 また、松岡さんは「自分たちで選んだ活動休止は初めてなので、2、3日たって、じわじわくると思う」としみじみ。一方、悪性リンパ腫から復帰したキーボードの都啓一さんは「病気で復活して、その後のロングのツアーだったので、体は元気だけど、体力的なこととか不安なこともあった」と告白しながらも、「最終日を無事に迎えられて感無量」と笑顔を見せた。

 SOPHIAは、1994年に松岡さんを中心に結成し、95年にデビュー。2010年に都さんが悪性リンパ腫を患い、バンド活動を休止したが、都さんの復帰を受けて、11年8月に日本武道館で復活ライブを行った。今年3月には約4年ぶりとなるアルバム「未来大人宣言」をリリースしたが、4月に活動休止を公式サイトで発表していた。(毎日新聞デジタル)

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