ルパン三世:11月の新作スペシャルにクリカンが一家で出演

「金曜ロードSHOW!」のキャラクター「スタンリー」(中央)とアフレコに臨む(左から)栗田寛一さん、大沢さやかさん、娘のゆりあちゃん(手前)
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「金曜ロードSHOW!」のキャラクター「スタンリー」(中央)とアフレコに臨む(左から)栗田寛一さん、大沢さやかさん、娘のゆりあちゃん(手前)

 11月に「金曜ロードSHOW!」で放送予定の人気アニメ「ルパン三世」の新作テレビスペシャル「princess of the breeze ~隠された空中都市~」(日本テレビ系)に、主人公・ルパン三世役の栗田貫一さんの妻で女優の大沢さやかさんと、2歳5カ月(収録時)になる娘のゆりあちゃんが参加することが明らかになった。家族初の共演に大沢さんは「伝統ある作品なので、私なんかが出させていただいて『大切な作品に傷をつけては……』という気持ちでしたが、やらせていただいてよかった」と語っている。

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 今回、作品のテーマの一つに「一族の団結」があることから、制作サイドが大沢さん、ゆりあちゃんを含む家族での出演をオファー。2歳のゆりあちゃんも、栗田さんが「ルパン三世のところに行ってみる? 『(収録で)アハハ』って笑える?」と聞いたところ「笑える!」と“快諾”し、収録当日も早朝からテンション高く、おもちゃの“マイマイク”を手に「早くルパンのところにいくよ!」と栗田さんをせっついていたという。

 大沢さんとゆりあちゃんは実際と同じ母子役を務め、栗田さん演じるルパン三世との会話シーンも盛り込まれる。栗田さんは「働いている現場を見られてこっぱずかしい。不思議な圧迫感がありました」と苦笑い。一方で「親ばかかもしれないが、『初めてのおつかい』ならぬ『初めてのお仕事』でこんなにうれしいことはない」と目を細めた。

 「princess of the breeze ~隠された空中都市~」は、「ルパン三世」の24作目となる新作テレビスペシャル。長年外界との接触を断ってきた空中都市「シャハルタ」が王制から共和制に移行。ルパンは秘宝を求めて開国記念の国宝展に侵入するが、「空賊」によって財宝は強奪された後だった。かろうじて一つだけ財宝の入ったバッグを奪い取ったルパンだったが、バッグの中に入っていたのは赤ん坊だった……。

 監督を「これはゾンビですか?」の金崎貴臣さん、脚本を「らき☆すた」の待田堂子さん、「宇宙戦艦ヤマト2199」の森田繁さん、「夏休みの恋人」などを手がけ、俳優としても活動する日高勝郎さんが担当。ルパンたちと対峙(たいじ)する空賊の少女・ユティカ役には、人気アニメ「進撃の巨人」のミカサ役で知られる石川由依さんを抜てきした。(毎日新聞デジタル)

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