24日に発表された21、22日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、10年に公開された「怪盗グルーの月泥棒」の続編となる劇場アニメ「怪盗グルーのミニオン危機一発」が、初登場首位を獲得。全国626スクリーンで公開され、土日2日間で約25万8000人を動員し、興行収入は約3億3700万円と好スタートを切った。人気グループ「SMAP」の中居正広さんが主演を務める「劇場版 ATARU −THE FIRST LOVE & THE LAST KILL−」は2位となったが、23日時点の累計成績で興行収入10億円を突破、3位のスタジオジブリ・宮崎駿監督の最新作「風立ちぬ」は、累計成績で動員894万人、興行収入110億円を突破した。
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4位は、マット・デイモンさん主演のSF映画「エリジウム」が初登場。全国323スクリーンで公開され、土日2日間の成績は約11万8900人、興行収入約1億5300万円となった。8位は俳優の山田孝之さん主演の映画「凶悪」が初登場。全国78スクリーンで公開され、土日2日間で約2万4500人を動員し、興行収入は約3400万円となった。
「怪盗グルーのミニオン危機一発」は、怪盗グルーが孤児3姉妹を育てながらマイホームパパになろうと平和に暮らしていたが、ある日、超極秘組織「反悪人同盟」にスカウトされ……というストーリー。日本語吹き替え版では、主人公のグルー役を笑福亭鶴瓶さん、三女アグネス役を芦田愛菜ちゃんらが前作に引き続き務めるほか、歌手の中島美嘉さん、俳優の中井貴一さんが声優に初挑戦していることでも話題を集めている。
「エリジウム」は、汚染によって荒廃した近未来の地球が舞台。人類はスペースコロニー「エリジウム」に住む富裕層と、地球にとどまるしかない貧困層に二分され、地球で暮らすマックスは、ある出来事によってエリジウム行きを余儀なくされるが……という展開。「凶悪」は、死刑囚の告発からジャーナリストが殺人事件の真相を暴くベストセラー・ノンフィクションを映画化したクライム・サスペンス。(毎日新聞デジタル)
1位 怪盗グルーのミニオン危機一発
2位 劇場版 ATARU −THE FIRST LOVE & THE LAST KILL−
3位 風立ちぬ
4位 エリジウム
5位 ウルヴァリン:SAMURAI
6位 許されざる者
7位 劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
8位 凶悪
9位 貞子3D2
10位 キャプテンハーロック
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