お笑い芸人の小島よしおさんが毎日新聞デジタルの取材に応じ、5日に交通事故で死去したお笑い芸人の桜塚やっくん(本名・斎藤恭央さん)についてコメントした。プライベートでの付き合いはなかったというが、仕事での付き合いは、小島さんがお笑いコンビ「かもめんたる」らと組んで1997~2006年に活動したコントユニット「WAGE(わげ)」の時代からだといい、「かなり長く一緒の時代を過ごした……」と故人をしのんだ。
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小島さんは、営業や学園祭などで、やっくんと共演の機会は多く、「ちょうど僕が(テレビに)出だしたときに、やっくんがブレークしていた」と振り返った。ネタ見せ番組「エンタの神様」(日本テレビ系)では「(やっくんが)大活躍していて、ああいうふうになりたいなと思っていた。『そんなの関係ねえ!』のギャグをやろうとして、番組からOKが出ない時期があって、そんなときに『こういうふうにしたらいいんじゃない?』とアドバイスしてくれた。後輩としてはありがたかった」と振り返った。訃報は、事故当日の夜、お笑い芸人の友人から電話で聞いたといい、「ショックですね」とコメントした。
「桜塚やっくん」こと斎藤さんの乗っていた車は5日、山口県美祢市東厚保(ひがしあつ)町の中国自動車道下り線で、中央分離帯に衝突する単独事故を起こした。斎藤さんは、車外に出たところを後続車にはねられ、病院に搬送されたが死亡した。(毎日新聞デジタル)