“赤いほっぺ”を紛失して話題となっていた熊本県のPRキャラクター「くまモン」が5日、東京都内で行われた熊本県首都圏広報事業記者会見に、同県の蒲島郁夫知事とともに出席。2日に行われたイベントでいつもと同じ赤いほっぺ姿で登場していたくまモンは、「お騒がせしてゴメンなさいだモン。一緒に探してくれて本当にサンくま!」と書かれたフリップを報道陣に見せて騒動を謝罪。蒲島知事から同県のおいしいものを食べ過ぎたことから「ほっぺが落ちてしまった」と説明されたくまモンは、当時の心境を「ビックリしたモン! 心配ですっかりやせちゃったモン!」と話し、ふっくらしたおなかをへこませる動きを見せ、集まった報道陣を笑わせた。
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くまモンは先月ツイッターで赤いほっぺを紛失したことを告白。さまざまなメディアで報じられ話題となり、くまモンも情報提供を呼びかけるなど、自分のトレードマーク探しに奔走していた。今回の“騒動”は、同県が、名産品のトマトやスイカ、イチゴなど「赤」のブランドイメージを発信していく、「赤いけん!ウマいけん!くまもと!」をキャッチコピーにしたキャンペーンの一環で、くまモンの赤いほっぺは「熊本のトマト畑やスイカ畑などで見つかった」という。
会見には、同県の“宣伝部長”を務めるタレントのスザンヌさんも登場。ほっぺ紛失事件について、スザンヌさんは「すごいびっくりした。ほっぺがなくなったら、ただのくまさんになっちゃう。見つかってよかった~」とほっとした様子。一方、最近活躍が目立つ千葉県船橋市の非公認ご当地キャラクター「ふなっしー」について聞かれたくまモンは、「ツイッターで交流していたり、仲よし。一緒に日本を盛り上げていきたいモン!」と担当者がくまモンの気持ちを代弁していた。(毎日新聞デジタル)