今年最も輝いた男性に贈られる「GQ メン・オブ・ザ・イヤー 2013」に、予備校講師の林修さん、脚本家の宮藤官九郎さん、俳優の堺雅人さん、作家の朝井リョウさんが選出された。「今でしょ!」のフレーズで大ブレークした林さんは18日、東京都内で行われた授賞式に出席し、流行語大賞について聞かれ「(『今でしょ』は)競馬で言うと先行馬。強力な差し馬が2頭も3頭も出てきてしまった」と状況を分析してみせた。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
同賞は、男性向けライフスタイル誌「GQ」日本版(コンデナスト・ジャパン)が毎年選出しているもので、米国をはじめ、英国、ドイツ、インド、中国、韓国など世界17カ国(13年予定)で実施している。日本では06年から実施しており、今年で8回目。
林さんは受賞について「夢を見ているという安っぽい言葉は使いたくないが、そうとしか言いようがない。まさか、ここに自分が呼んでいただけるとは1年前は思いもしなかった」と喜びを語った。バラエティー番組などに引っ張りだこだった2013年については「僕は同じことをやっている部分もありながら、まったく違う世界が開けて、非常によくわからない1年だった」と振り返り、来年については「もともとやりたかった文章を書く仕事を広げていけたら。そちらの方向でさらに頑張りたいと思います」と意気込んだ。
同誌が10周年を迎える今年は、10年間活躍を続けている男性を称える「GQ メン・オブ・ザ・ディケイド 2013」も選出され、3人組テクノポップユニット「イエロー・マジック・オーケストラ」(YMO)、俳優の佐藤浩市さん、お笑いコンビ「爆笑問題」、サッカーの三浦知良選手(横浜FC)が選ばれ、授賞式には「爆笑問題」の2人も出席した。(毎日新聞デジタル)