俳優の西田敏行さんが29日、東京都内で行われた映画「あさひるばん」初日舞台あいさつに登場。同映画がマンガ「釣りバカ日誌」の原作者、やまさき十三さんの初監督作品であることから、主演した映画「釣りバカ日誌」を振り返り「スーさんはマンガのイメージからすると、三木のり平さんだと思っていた。三國連太郎さんと聞いて鬼瓦のような顔で大丈夫なのかなって思った」と故・三國連太郎さんをしのびながら、「気持ちをストレートに表現するハマちゃんと、スーさん。おせっかいかもしれないけれど優しさをぐっと押しつけてくる感じ、いとおしいと思う」と作品への思いを語った。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
「あさひるばん」は、約30年前、その名字から「あさひるばん」と呼ばれ宮崎で活躍した高校球児「浅本」「日留川」「板東」の物語で、やまさきさんが初めて監督に挑戦した人情コメディー。やまさきさんは、22作続いた「釣りバカ日誌」で「シリーズとしての日本映画」にこだわっていたという三國さんの遺志を継き、今作品のシリーズ化を目指している。
物語は、ある日、浅本のもとにマドンナだったマネジャー・幸子の娘から一通の手紙が届くところから始まる。手紙をきっかけに3人は再会するが、その最初の舞台はなぜか刑務所だった……。西田さんは幸子の父で野球部の鬼監督を演じる。
斉藤慶子さん演じる幸子の娘・有三子を演じる女優の桐谷美玲さんは「お母さん(斉藤さん)にウエディングドレスを見せるシーンがあるんですが、実際に見せるときはこんな気分なのかなってドキドキしながら演じました」と撮影を振り返った。一方、元高校球児の板東を演じた山寺宏一さんは「俳優養成所に通っていたときにどんな俳優になりたいか聞かれ『西田敏行さんのような俳優になりたい』と発言したことがある。映画で一緒に出られるだけでうれしかった」と喜びを語り、会場からは大きな拍手が沸いた。
舞台あいさつには、主人公の元高校球児を演じる俳優の國村隼さんと板尾創路さん、斉藤さん、やまさき監督も出席した。(毎日新聞デジタル)
特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマンアーク」の映画「ウルトラマンアークTHE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク」が製作され、2025年2月21日に公開さ…
1995年公開の映画「ゴジラVSデストロイア」に登場したバーニングゴジラのソフトビニール製フィギュア「GVA-BC ゴジラ1995 Frog Tree 250(バーニングレッド)…
スカーレット・ヨハンソンさんとチャニング・テイタムさんが主演を務め、アポロ計画の裏側と奮闘を描いた映画「Apple Original Films『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』…
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日公開、デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)で主人公モアナが楽曲「ビヨンド ~越えてゆこう~」を歌う劇…
人気グループ「なにわ男子」の長尾謙杜さんが、2025年4月4日公開の映画「おいしくて泣くとき」(横尾初喜監督)で劇場映画初主演を務めることが11月22日、分かった。ヒロイン役は俳…