女優の柴田杏花さんが9日、東京都内で開かれた初主演映画「瀬戸内海賊物語」の完成披露試写会に登場した。オーディションで1027人の中から主役に抜てきされた柴田さんは「オーディションのときからすごく出たくて、(出演が)決まったときはうれしかったけどプレッシャーだった」と初めての映画主演に緊張したと明かし、「瀬戸内の素晴らしい景色を背景にした冒険を一緒に楽しんでください」と笑顔でアピールした。
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映画は、2011年に開催された「瀬戸内国際こども映画祭」エンジェルロード脚本賞のグランプリ作品を原案に、受賞者である大森研一監督がメガホンをとり映画化。瀬戸内海の島を舞台に、4人の少年少女が実在した海賊「村上水軍」の財宝を探すために冒険する姿を、史実を交えながら描く。柴田さんとともに主要キャストを務めた伊澤柾樹さん、葵わかなさん(乙女新党)、大前喬一さん、大森監督も登場。撮影が2年前に行われたこともあり、大森監督は4人があいさつする姿を見て「背が伸びましたね」と笑顔で、「頼もしいですね」と目を細めた。
舞台あいさつには俳優の内藤剛志さん、小泉孝太郎さん、女優の中村玉緒さんといった“大人のキャスト”も出席。主人公の父親役のほか二役を演じた内藤さんは、「二役やらせていただきましたがギャラは1人分です」といって笑いを誘った。祖母役の中村さんは 村上水軍が“最強の水軍”と呼ばれたことにかけて、自身にとっての最強の存在に亡き夫の勝新太郎さんの名を挙げ、「やっかいな男でしたが、私には大切な人でした。(今回の撮影で使った)古い家屋も勝新太郎が鎧(よろい)を着て出てきてもおかしくない家だった」と語り会場を沸かせた。
映画は5月24日から香川、愛媛、徳島で先行公開され、31日から全国で公開予定。(遠藤政樹/フリーライター)
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