テレビアニメにもなった人気ゲーム「ダンガンロンパ」シリーズ(スパイク・チュンソフト)が舞台化されることが25日、明らかになった。俳優の本郷奏多さんが主人公・苗木誠を演じ、お笑いコンビ「NON STYLE」の石田明さんが演出を担当し、“占師”葉隠康比呂役としても出演する。石田さんが商業舞台の演出を手がけるのは初めてで「大好きな『ダンガンロンパ』を演出できるなんて夢のようです。自分らしい演出をして『ダンガンロンパ』ファンの方にも喜んでもらえる作品にしたいと思います」と意気込んでいる。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
「ダンガンロンパ」は、“学級裁判”で相手の矛盾を論破し、殺人事件の犯人を暴いていく人気ゲーム。2010年に第1弾「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」、12年に続編「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」が発売され、シリーズ累計販売数は60万本以上を誇る。13年にはテレビアニメ化され、話題を呼んだ。舞台のタイトルは「ダンガンロンパ THE STAGE~希望の学園と絶望の高校生~」で、ゲームのシナリオを手がけた小高和剛さんがシナリオ監修を務める。
主演の本郷さんは「ダンガンロンパは、発売日に買ってプレーしていたほど好きな作品なので、それを自分が演じられるというのは本当にうれしいです。『それは違うよ!』と皆さまに言われないように、キャラの個性やスピード感を生かしたエンターテインメント色の強い作品を皆で組み上げ、ダンガンロンパファンの方にも納得していただけるものを作りたいと思います!」とコメントを寄せている。
舞台公演は10月29日~11月3日に日本青年館・大ホール(東京都新宿区)で上演予定。