アイドルグループ「AKB48」の37枚目のシングル(タイトル未定、8月発売予定)を歌うメンバーを選ぶ「第6回AKB48選抜総選挙」の開票イベントが7日、味の素スタジアム(東京都調布市)で開かれ、小嶋陽菜さんが6万2899票を獲得し、8位に輝いた。小嶋さんは「ここで卒業を発表しよう……」と“卒業”をにおわせたが「……と思いましたが、しませーん! 驚かせてしまってごめんなさい!」とすぐに笑顔を見せた。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
小嶋さんは「AKBに入って8年間楽しいこといっぱいあって、今回の選挙は思い出を作るために出たので、卒業を発表しようかと本当は決めていた」と卒業を考えていたことを明かし「先日、いろいろなことが起きた。それをうけて私はもうちょっとここにいて、私にできることをやろうと思いました」と語った。
小嶋さんは、ネットニュースの調査で“卒業しそうなメンバー”の1位に選ばれたことを知ったことも卒業発表をやめた理由に挙げ「これは絶対(卒業)しないぞ!と発表をやめた。卒業発表するときは、あっちゃん(前田敦子さん)やまりちゃん(篠田麻里子さん)みたいに、(ファンから)『えー!』という声を聞きたい。コンサートのたびに卒業のうわさしないでください!」と話し「残りのAKB人生がどれくらいか分かりませんが、最後まで楽しみたいです」と宣言した。
小嶋さんは埼玉県出身の26歳で、「こじはる」の愛称で知られる。AKB48の1期メンバーで、選抜総選挙では、第1回は6位、第2回は7位、第3回は6位、第4回は7位と“神7”の一角を担ってきたが、第5回は9位だった。単独でCMにも多数出演するなどソロとして活躍しているが、今年の速報では17位と出遅れていた。
昨年の選抜総選挙では、篠田麻里子さんが開票イベントで卒業を発表したことが話題になった。