アニメやゲームが大ヒット中の「妖怪ウォッチ」(レベルファイブ)の関連商品「妖怪メダル」(バンダイ)の累計生産数が今月中に3000万枚に達する見込みであることが分かった。妖怪メダルは1月に発売され、3月までで約700万枚を売り上げたが、売り切れ店が続出し、新作の発売前日の深夜から、メダルを求める人で玩具店などに列ができるほど人気ぶりで、バンダイは先月、生産体制の増強を発表していた。
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「妖怪ウォッチ」は、「イナズマイレブン」や「レイトン教授」シリーズなどを手がけたレベルファイブ(福岡市中央区)のニンテンドー3DS用ゲームで、販売本数が100万本を突破するなど小学生を中心に人気を集めている。不思議な時計を手に入れた少年が、日常に潜む妖怪と仲間になって、さまざまな問題を解決していく……という内容。テレビアニメがテレビ東京系で1月から放送中。妖怪メダルは、腕時計型玩具「DX妖怪ウォッチ」に入れると、妖怪の声が再生されるという仕組みで、品不足になっている。
東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の玩具見本市「東京おもちゃショー2014」(日本玩具協会主催)でも「妖怪ウォッチ」の関連商品が登場している。バンダイのブースでは妖怪メダルのほか、フィギュア子ども向けのアパレル、ぬいぐるみなどの玩具を展示。ショウワノートのブースでは、ノートや鉛筆、ペンケースなどの文具が人気を集めている。東京おもちゃショー2014は、13日までは関係者向けの商談見本市で、14、15日は一般向けに公開される。入場無料。入場者数は16万人以上を見込んでいる。