大学対抗の女子大生アイドル日本一決定戦「UNIDOL(ユニドル)2014 Summer」で見事グランプリに輝いた上智大学の「SPH mellmuse」。豊富な衣装のバリエーションと留学生も交えた大人数による華々しいダンスで、「モーニング娘。」や「℃-ute」などのコピーダンスを披露して頂点に立ったメンバーは「私たちは“女子大生アイドル”としてはもう老舗。これからは追われる者として、ユニドル界を引っ張っていけたらな、と思います」と王者の貫禄をのぞかせた。
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決勝戦は9日、東京・品川の品川ステラボールで開催され、「SPH mellmuse」は関東・関西から全28チームが出場する中、頂点を勝ち取った。メンバーは涙で声を詰まらせながら「前回も前々回も準優勝だったので、今回やっと優勝できてとてもうれしい」とコメント。次の目標については「もちろん連覇したいです! まだ連覇したチームはないので、初の連覇を達成できたら」と意欲をみせた。
「SPH mellmuse」は約20人のチーム編成。メンバーは「人数が多いので、一曲ずつフリをそろえるのが大変だった」と練習の苦労を明かし、優勝した感想を聞かれると「3位に入れれば、と……。優勝できるとは思ってなかったです」と話した。
準グランプリは「でんぱ組.inc」などの曲を披露した日本大学芸術学部の「ドルクラ☆」。同チームのメンバーは「超悔しい。優勝したかったです」と悔しさをにじませた。3位には「アイドルカレッジ」などのダンスを披露した東洋大学の「Tomboys☆」が選ばれた。
「ユニドル」は各大学のサークルがアイドルのコピーダンスのパフォーマンスを競い日本一を目指すコンテストで、2012年に第1回大会が行われ今年は4回目の開催となる。決勝には予選から勝ち残った関東8チーム、関西1チーム、敗者復活戦を勝ち残った3チームの計12チームが出場した。