サンリオは、人工衛星「ほどよし3号」内に搭載された地球や宇宙空間を背景に立つ人気キャラクター「ハローキティ」のフィギュアと一般募集したメッセージを衛星内で表示するとともに、撮影して動画を公開するキャンペーンを12日、開始した。同キャンペーンは今年、ハローキティが誕生から40周年を迎えるにあたり実施している記念イベントの一環。
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ハローキティが宇宙空間に飛び出したのは今回が初めてで、キャンペーンは「キティちゃんと宇宙からメッセージ!」と題して実施。応募は、ハローキティ40周年スペシャルサイトで受け付ける。募集テーマは、第1弾が「宇宙から『ありがとう』をハローキティとともに伝えたいメッセージ」で、期間は25日午後6時まで。第2弾が「宇宙に行ったらやってみたいことをハローキティとともに伝えたいメッセージ」で、8月26日~9月8日午後6時まで募集する。発表は、第1弾が8月26日~9月8日、第2弾が9月9~24日。それぞれ、審査によって10のメッセージが選ばれ、土日を除き毎日一つずつスペシャルサイトで発表される。
「ほどよし3号」は、東京大学が今年6月20日にロシアのロケットから打ち上げた幅50センチ、横50センチ、高さ70センチの超小型衛星。ハローキティのフィギュアは約4センチで、同衛星内の窓にある約10センチ立方の空間に設置され、窓の上部に45文字を同時に表示できるディスプレーを備えている。