秋元康:鈴木敏夫と対談 宮崎&高畑監督は苦手? 「AKBメンバーの方がいい」

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 スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーと、人気アイドルグループ「AKB48」などを手がけるプロデューサーの秋元康さんが23日、東京都内でトークイベントを行った。2人はプライベートで親交があり、ラジオでの共演はあるが、イベントで対談をするのは初めて。対談は予定の1時間を30分オーバーし、秋元さんは「鈴木さんみたいに、宮崎(駿)さん、高畑(勲)さんという哲学的な話をする男たちとじっくり付き合うより、AKBのメンバーと話しているほうがいいな」と心境を語っていた。

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 秋元さんは、鈴木さんを「人間的に問題がある人を切るか、ほどくかでいうと、ほどくタイプの人。トラブルがあればあるほど生きいきする男」と評し、「“ドM”ですね」という場面もあった。

 鈴木さんは、宮崎監督と高畑監督が作る作品について「要求をしたことがない。2人が作ってきたものを、どう出すかしか考えていない」とコメント。秋元さんについては「アイドル、映画、作詞などのプロデュースと手が何本あるのか」と感心し、「でも元にあるのは(秋元さんの)才能なんだと思う」と称えた。

 イベントは、劇場版アニメ「風立ちぬ」と「かぐや姫の物語」のブルーレイディスク(BD)&DVD発売を記念して開催された。秋元さんは「(両作品は)監督からのメッセージがシンプルだった」といい、「この(2本の)映画は、『見れば分かる』」とキャッチコピーを付けてアピールしていた。

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