俳優で歌手の山下智久さんが22日、東京都内で行われたイベントに登場した。黒のスーツ姿で神妙な面持ちで登壇した山下さんは、6月に東京・六本木の路上で口論となった女性の携帯電話を持ち去ったとして器物損壊の疑いで書類送検されたことに触れ、「僕の行動でたくさんの方にご迷惑、ご心配をおかけしたこと、この場を借りておわびします」と深々と頭を下げた。また、会場に集まったファン400人を前に「皆様に心配をかけたこと、深く反省しないといけないと感じたのと同時に、改めてたくさんの人に支えられていることを感じました」と思いを語った。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
山下さんは、6月25日深夜に東京・六本木の路上で20代の男女と口論になり、当時の状況を撮影した女性のカメラ付き携帯電話を持ち去ったとして、警視庁麻布署に被害届が提出され、同署は今月21日に東京地検に書類送検した。携帯電話は女性に返却されたという。
イベントは、山下さんの主演映画「近キョリ恋愛」(熊澤尚人監督)の大ヒット舞台あいさつで、11日の公開後、2週連続で週末興行収入が1位を記録したことを受けたもの。ファンは「おめでとう!」と大きな拍手。山下さんは「涙が出るほどうれしいですね。これまでも映画に出演させていただいていましたが、1位を取らせてもらったのは初めて。夢がかなった」と感謝した。
映画は、みきもと凜さんの少女マンガ(講談社)が原作で、男前の“ツンデレ”英語教師・櫻井ハルカと超クールな天才女子高生・枢木(くるるぎ)ゆにの恋愛を描いた物語。櫻井は山下さん、ゆには小松菜奈さんが演じている。