今季休養中のフィギュアスケートの浅田真央選手が2日、社会貢献で日本を応援するプロジェクト「YOUNG JAPAN ACTION 浅田真央×住友生命」の一環として、農業を通じて地域活性化を目指す佐賀市の大学農業サークル「ForS.」を訪問した。サークルのメンバーや地域の人と料理作りや農作業に取り組んだ浅田選手は「私たちが活動したことで、みんなが笑顔になれたことが、すごくうれしかったです」と感想を語った。
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「ForS.」は佐賀大学農学部の学生を中心としたサークル。高齢化などで増加している耕作放棄地を開墾し、無農薬の米や野菜などを育て、地域の活性化を目指しており、同プロジェクトで大賞を受賞した。浅田選手はサークルのオリジナルつなぎ姿で、サークルが借りている畑で農作業を行い、「みんなで料理を作ったり、一緒にご飯を食べたり、畑で農作業をやったりして、いい思い出となる活動ができました。特に、一緒に畑に種芋を植えたときは、皆が一つになれたと感じました」と笑顔をみせた。
また、浅田選手は3日、「ForS.」と同じく同プロジェクトの大賞に選ばれた福岡県宗像市の「NPO法人 改革プロジェクト」も訪問。改革プロジェクトが2013年に発案したランニングしながら防犯活動を行う「パトラン(パトロール・ランニング)」に参加し、約3キロを走った。浅田選手は「皆さんと一緒に走ってとても楽しく、約40分のランニングでしたが、あっという間に終わりました。運動は自分の体にもよく、町も安全になるということで、一石二鳥の素晴らしい取り組みだなと思います」とコメントしている。