人気アイドルグループ「AKB48」の田野優花さんが7日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で初日を迎えたミュージカル「ウィズ~オズの魔法使い~」の公開リハーサルを前に会見。ヒロインのドロシー役を務める田野さんはこの日が18歳の誕生日で、報道陣からの祝福に「ありがとうございます」とにっこり。深夜番組への生出演が可能になることから「深夜のラジオ番組に出られるのがうれしい」と喜びを語った。
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さらに、田野さんは「18歳になって初めての仕事が『ウィズ』で良かったです」と笑顔を見せ、共演の陣内孝則さんから「人生はこれから。恋愛でドロドロしたり、人気が落ちたりとつらいことはいっぱいある。それを覚悟して」と辛口のエールを送られる一幕もあった。
「NMB48」の梅田彩佳さんとダブルキャストでドロシーを演じる田野さんは、演出を手がける宮本亜門さんから「はっきりものをいう子で怖いくらい。でも僕は大好き」と言葉をかけられ照れ笑い。また、宮本さんから梅田さんが厳しい指導を受けている場面を目にして「泣いてしまった」と告白。「私には厳しい言葉がなかったから、(逆に)見放されてしまったのかなって思った」と理由を明かし、宮本さんや梅田さんを驚かせた。
今作は、ライマン・フランク・ボームさんの児童文学「オズの魔法使い」が原作で、マイケル・ジャクソンさんやダイアナ・ロスさんが出演し映画化もされた傑作ミュージカル。宮本亜門版は2012年に初演された。オズの国に迷い込んだ少女ドロシーが元の世界に戻るために、そこで出会った仲間たちとの冒険を描く。東京公演は22日まで。大阪、名古屋、福岡でも上演される。