さくら学院:菊地最愛ら4人がグループを“卒業” 卒業式で感涙

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 アイドルグループ「さくら学院」の“卒業公演”「The Road to Graduation 2014 Final~さくら学院 2014年度 卒業~」が29日、NHKホール(東京都渋谷区)で開催され、中学3年の菊地最愛さん、水野由結さん、田口華さん、野津友那乃さんの4人がそろってグループを卒業した。同グループの“生徒会長”の菊地さんは「これは夢で、さくら学院生活がまだまだ続くんじゃないかと思ってしまう自分がいます」と涙で声を詰まらせながらいい、「いつもどんなときでも本当に温かい目で応援してくださった、ちょっぴり親ばかな父兄のみなさん。今の気持ち、史上最高のありがとうを伝えたいと思います」と答辞を述べた。

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 女性3人組メタルユニット「BABYMETAL(ベビーメタル)」のMOAMETALとしても活動している菊地さんは「まだ15歳の私たちにとってさくら学院の日々はほんの一瞬かもしれません。だけど、それがすべてというぐらい、とても中身の濃い時間でした」とこれまでを振り返って泣きながらコメント。菊地さんとともに、「BABYMETAL」のYUIMETALとして活動している水野さんは「心から大好きって思える仲間もいるし、先生もいるし、卒業生もいるし、父兄さんもいる。この先なにかつらいことがあってもこの5年間を力にして、明日から“ YUIMETAL”としての夢と水野由結としての夢、ぜんぶかなえたいのでこれからも応援よろしくお願いします」と力強く語った。

 在校生代表として送辞を述べた磯野莉音さんは「卒業は悲しいものじゃない。スーパーレディーへの第一歩。さみしくないといえばうそになるけど、卒業する4人にも夢に向かって頑張ってほしいです。普段はあんまり言わないけど、言葉だけでは伝えきれないぐらい感謝の気持ちでいっぱいです。卒業おめでとう。そしてありがとう」と感謝の気持ちを表した。

 ライブでは「夢に向かって」「君に届け」などアンコールを含め19曲を披露。ライブ中には卒業する4人に卒業証書が授与される“卒業式”も開催され、会場に集まった約3500人のファンからはすすり泣きがもれた。同グループのファンは“父兄”と呼ばれており、会場にはスーツ姿の“父兄”も多く見られた。

 さくら学院は、サザンオールスターズや福山雅治さんらが所属する芸能事務所・アミューズが、女優やモデル、歌手などの育成を目的に10年4月に“開校”。学校をテーマとしたグループで、メンバーは義務教育終了の中学3年生の3月で卒業するという決まりがあり、これまで「BABYMETAL」のSU−METALこと中元すず香さんや、松井愛莉さん、武藤彩未さんらが卒業した。  

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