帰ってきた怪獣酒場:ウルトラ怪獣の居酒屋 大盛況で常設店に

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 1年間の期間限定で営業していた円谷プロダクションの特撮ヒーロー「ウルトラマン」シリーズの「怪獣」をテーマにした居酒屋「怪獣酒場」(川崎市川崎区)が、常設店「帰ってきた怪獣酒場」としてリニューアルオープンすることになった。3月31日に一度は閉店したが、休日には3時間超えの待ち時間になるほどの人気で、継続を望む声も多かったため、今回のリニューアルオープンが決まった。

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 怪獣酒場は、“ウルトラ怪獣”たちが、夜な夜な憂さを晴らし、気力を養って、明日への新たな悪巧みをするところで、一部の時間帯を地球人に向けて解放することになった……というコンセプトの居酒屋。「帰ってきた怪獣酒場」では、今までの人気メニューのほか、ウルトラマンに切断された怪獣ゴモラのしっぽを模した「大阪城の悔恨~自虐のローストビーフ~」(1780円、税抜き)、オイル怪獣タッコングが考案した「タッコングのおススメ!オイルと蛸のハーモニー」(1180円、税抜き)など、新メニューも登場。店内のモニターでは、一時閉店に追い込まれた怪獣酒場と地球防衛軍の戦いなどが分かる特別映像を見ることができる。

 14日に報道陣向け内覧会が行われ、バルタン星人や地底怪獣グドン、フォトモデルとして「ウルトラセブン」で友里アンヌ隊員を演じた女優のひし美ゆり子さんも駆けつけた。店長を務める宇宙人・怪獣連合代表のバルタン星人は「怪獣酒場はウルトラ戦士に発見されてしまったが、閉店したと見せかけて、やつらを引き揚げさせることに成功した」と経緯を説明。「このような場を設けられたことは感無量である。地球人たちよ我々は帰ってきた!」と、リニューアルオープンを喜んだ。

 店内のパネル展示やフィギュアは、昭和のウルトラマン、ウルトラセブン関連が中心だったこれまでから、帰ってきたウルトラマン、エース、タロウまでを網羅し、客席の数も増えている。バルタン星人は「怪獣たちが店内に新たなものをいろいろと仕込んでくれた。ますますこの酒場の虜になること間違いない。楽しむがよい!」と自信満々。ただし、「ウルトラ戦士および地球防衛軍関係者にはくれぐれも内密に」と、報道陣に念を押していた。

 同店は、前店舗と同じJR川崎駅前のNOF川崎東口ビルの地下1階にリニューアルオープン。営業時間は午後4時半~11時。

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