“世界一の美女”を決めるコンテスト「2015ミス・ユニバース」に出場する日本代表の宮本エリアナさん(21)が26日、東京都内で行われた壮行会で、世界大会で着る民族衣装をテーマにした「ナショナル・コスチューム」をお披露目した。着物をベースにした黒地で片袖のドレスで、多数の鶴があしらわれており、宮本さんは「日本人じゃないという声もあるが、この衣装をまとったことで、日本代表として戦えそう」と意気込んだ。宮本さんは12月20日に米国ラスベガスで開催される世界大会に出場する。
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今回のナショナル・コスチュームは、着物をベースに体のラインが美しく見えるシルエットにこだわって作られた。スリットから大胆に足が見えるデザインで、後ろの裾が長くなっている。また帯にあたる部分は紅白で、襟にも紅白があしらわれた。
宮本さんは、これまでのトレーニングで背中を鍛えることに成功したといい、「本番では水着やドレスも着るので、背中をアピールしていきたい」と自信を見せ、「常に笑顔なことが強みです」と話していた。また「あと4、5日で出発。バタバタしていて実感がないが、自分らしく世界の舞台に挑戦したい。飾りすぎず、ぼろも出さず、頑張りたいです」と笑顔を見せた。
宮本さんは身長173センチ。バスト87センチ、ウエスト60センチ、ヒップ87センチ。母親は日本人、父親がアメリカ人で長崎で生まれ育った。趣味はバイクと料理で、特技はバレーボールとダンス。日本大会では長崎県代表として出場し、ファイナリスト44人の中から日本代表に選ばれた。
「ミス・ユニバース」は1952年に始まった世界で最も歴史あるコンテストで、80カ国を超える国々の代表が集まる。日本代表は、2007年に森理世さんが世界大会で優勝したほか、06年に知花くららさんが世界大会2位、08年の美馬寛子さんがトップ15位入りした。また06年に知花さんがナショナル・コスチューム審査の最優秀賞を受賞した。