女優の榮倉奈々さんが、スポーツブランド「アディダス」のトレーニングアンバサダーに起用された。自身も4年間のトレーニングを通して「体も内面も変化した。コツコツやることが大切だと教えられました」という榮倉さんに、アンバサダー就任の意気込みや、今年公開されたコンセプトムービーの舞台裏などを聞いた。
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もともと「運動に無縁だった」という榮倉さんは、映画「図書館戦争」(2013年公開)への出演をきっかけに本格的なトレーニングをスタート。現在は、週1のジム通いと週4の自宅トレーニングを行っている。
今回、真剣にトレーニングに打ち込む女性の代表として、同ブランドのアンバサダーに起用された。エアロバイクをこぐ榮倉さんのしなやかで美しい体や、ほとばしる汗にフィーチャーしたコンセプトムービーが、同ブランドの「You Tube」公式チャンネルや、全国の店舗で公開されている。
アンバサダー就任に「起用してもらえてうれしいです。トレーニングをする楽しさを、少しでもみなさんに伝えられたら」とにっこり。
一方、コンセプトムービーの撮影は「トレーニング風景を撮影することはないので、ちょっと恥ずかしかったです」と照れ笑いで、「最後には本当に追い込んだ瞬間の表情が撮りたいということで、実際のトレーニングのように、30秒思い切り(バイクを)こいで、少し休んで、30秒こいで……」と振り返る。「みなさんにリアルなトレーニングの表情を伝えられたら」とムービーに込めた思いを口にした。
4年前から始めたトレーニングだが、「最初の頃はコツコツ(行うトレーニング)の時間が長すぎて、『私は本当に体を動かせるようになるのかな』『つらいな』と思うことが多かった」と明かす榮倉さん。「小さいことを積み重ねていくうちに確実に体は反応するし、一つクリアすることで、『やらなきゃ』という気持ちから『やりたい』に変わっていきました」と気持ちが変化したという。
自身が長くトレーニングを続けられる理由の一つに「信頼するトレーナーさんと出会えたことも大きかった」と挙げ、これから始めようとする人へ「ジムなどで、自分が(トレーニングを)やりたいと思える環境を見つけることも大事だと思います」とアドバイスした。
この日のインタビューには、同ブランドのトレーニングウエア姿で臨み、「ブラはとてもフィット感があるけれど、肩の食い込みがない。たぶんサイドにホックがついていて、調整できることが大きいのかなと思っています。タイツは動いても体にちゃんと“ついてくる”のに、つっぱらない」と解説。「(私は)けっこう汗をかくトレーニングが多いのですが、吸収性が高く、乾燥も速いところがポイントだと思います」といい、「心地よいトレーニングウエアで運動をすると成果も違うと思うので、ぜひ試していただけたら」とアピールした。
次回は、食事やスキンケアなど日ごろ心がけている美容法を聞く。
<プロフィル>
えいくら・なな。1988年2月12日生まれ、鹿児島県出身。ファッション誌のモデルとして活躍し、2004年から女優として活動を開始。主な出演作に、ドラマ「ダンドリ。~Dance☆Drill~」(フジテレビ系)、NHK連続テレビ小説「瞳」、「Nのために」(TBS系)、「遺産争族」(テレビ朝日系)、映画「僕は妹に恋をする」(07)、「余命1ヶ月の花嫁」(09)、「アントキノイノチ」(11)、「図書館戦争」(13)、「図書館戦争 THE LAST MISSION」(15)などがある。今後、4月17日から放送されるドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」(TBS系)に出演するほか、映画 「64-ロクヨン-」(前編5月7日/後編6月11日)の公開を控えている。