7月にスタートするテレビアニメ「不機嫌なモノノケ庵」の会見がこのほど、東京都内で行われ、声優の梶裕貴さんと前野智昭さんが登場した。アニメでメインキャラクターを演じる梶さんと前野さんは“同期”だといい、梶さんは「同期だけど、一緒になることが少なかった。最近は、同じ現場で一緒にがっつりお芝居できることがうれしい。下積み時代の悩みや経験を共有できている」としみじみと話し、前野さんは「10年以上の付き合いになります。頑張ってこれてよかった!」と共演を喜んだ。
ウナギノボリ
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「不機嫌なモノノケ庵」は、ウェブマンガサイト「ガンガンONLINE」(スクウェア・エニックス)で連載中のワザワキリさんのマンガが原作。妖怪が見えるようになった高校生・芦屋花繪(あしや・はなえ)が、同級生の安倍晴齋(あべの・はるいつき)とともに、現世(うつしよ)で何かしらの悩みを抱え、隠世(かくりよ)へ旅立てない妖怪の悩みを解決する姿を描いている。梶さんが芦屋花繪、前野さんが安倍晴齋の声優を務める。アニメは「キングダム」などの岩永彰さんが監督、「四月は君の嘘」などの吉岡たかをさんがシリーズ構成を務め、「レーカン!」などのぴえろプラスが制作する。
梶さんは自身が声優を務める芦屋花繪について「ピュアな子なので、フレッシュな気持ちで演じようと思います。リアクション、つっこみのリアリティーが大切。モノローグもあるので、心の中の言葉がテンポよく伝わるように意識しています」とコメント。
アニメには各話にゲスト声優が出演するといい、前野さんは「憧れていた先輩もいらっしゃいます」、梶さんは「勉強になりますね。新人の方もいらっしゃるので、中間管理職みたい」と話していた。
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