9代目ピーターパンとして主演を務めるミュージカル「ピーターパン」のけいこ中に落下し、左目の「眼窩(がんか)底吹き抜け骨折」で入院していた女優の唯月ふうかさんが、1日に退院していたことが2日、明らかになった。所属事務所がファクスで発表した。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
ファクスによると、唯月さんは12月に上演される「クロスハート」と、先だって行われる11月の公演「『クロスハート』 Live Version」には予定通り出演するという。
2日に唯月さんはブログを更新し、「今回は、たくさんご心配をかけてしまい、すみませんでした」とつづり、「ピーターパン」の大阪公演が中止になったことをわびた上で、「たくさんの方々から、励ましのメッセージをいただいて、すごくうれしかったです。皆さんの応援のお陰で乗り越えることができました。今は、無事に手術も終え、昨日退院もして、毎日少しずつ元気になってます。また皆さんにお会いできる日を、楽しみにしています」とメッセージを送っている。
唯月さんは8月16日午後8時半ごろ、梅田芸術劇場(大阪市北区)のメインホールにおける舞台けいこ中、舞台スタッフの操作により、高さ3メートルの宙づりの位置から逆さまの状態で降下して高さ1メートルの位置で止める予定のところ、操作のミスで落下し、救急車で大阪市内の病院に搬送された。精密検査の結果、「眼窩底吹き抜け骨折」と診断され手術、入院していた。