人気マンガ「遊☆戯☆王」の劇場版アニメ「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」の4DX版の試写会が13日、ユナイテッド・シネマ豊洲(東京都江東区)で行われた。デュエル(決闘)シーンでは、座席が激しく揺れ、突風が吹き、フラッシュが光るなどの演出があり、実際にデュエルに参加しているような感覚を楽しめる。元々、派手だった映像が特殊効果によってさらに派手になった印象だ。4DX、MX4D版は24日から同劇場などで上映される。
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「遊☆戯☆王」の魅力の一つは派手な演出のデュエルシーンで、4DX版ではモンスターが召喚されたり、攻撃のたびに座席が激しく揺れ、時には突風が吹く。ブルーアイズ・オルタナティブ・ホワイト・ドラゴンなど強力なモンスターが攻撃した際は、揺れが特に大きくなるなどメリハリもあり、細かな演出によってデュエルを“リアル”に体感できる。さらに、オベリスクの巨神兵の登場シーンは、揺れが大きすぎて、恐怖を感じたほどだ。
また、城之内克也が水をかけられるシーンで、実際に少量の水がかかったり、ブラック・マジシャン・ガールが登場すると、甘い香りが漂うなどの演出にはくすりと笑わされた。観客が映像に合わせて声を上げたり、サイリウムを振って楽しめる「新次元・大喝采!上映」も実施されることが決まっており、ファンが参加することで、どんな“化学変化”が起きるのか注目だ。なお、4DX版の演出は今後、調整する予定で、今回の試写会とは演出が変わる可能性もある。
「遊☆戯☆王」は、1996~2004年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された高橋和希さんのマンガが原作で、千年パズルを解いて闇の人格を手に入れ、闇のゲームの番人となった少年・遊戯の活躍を描いている。劇場版アニメは、もう一つの別人格・闇遊戯との戦いを終えて日常を取り戻したかにみえた遊戯の前に、謎の少年・藍神が現れ、世界中で謎の失踪事件が次々と起こる……という完全オリジナルストーリー。
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