アニメ1週間:「君の名は。」が興収200億円突破 「進撃の巨人」が舞台化

劇場版アニメ「君の名は。」のビジュアル(C)2016「君の名は。」製作委員会
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劇場版アニメ「君の名は。」のビジュアル(C)2016「君の名は。」製作委員会

 1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(4~10日)は、劇場版アニメ「君の名は。」(新海誠監督)の興行収入が200億円の大台を突破したニュースや諫山創さんの人気マンガ「進撃の巨人」が2017年夏に舞台化される話題などが注目された。

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 4日、アニメやゲームが人気の「妖怪ウォッチ」の劇場版アニメ第4弾が製作され、2017年冬に公開されることが明らかになった。東京都内で同日に開かれた劇場版第3弾「映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!」(ウシロシンジ監督、17日公開)の完成披露舞台あいさつで発表された。第4弾のタイトルなどの詳細は今後、発表される。

 6日、プロフィギュアスケーターの織田信成さんが、フィギュアスケートの世界を描いたテレビアニメ「ユーリ!!! on ICE」(テレビ朝日)で本人役の声優を務めることが明らかになった。実際の「フィギュアスケートグランプリファイナル」(テレビ朝日系)で解説を担当する織田さんが、14日放送の第11話にゲスト声優として出演し、グランプリファイナルのショートプログラムに挑む主人公・勝生勇利たちの演技を解説する。

 同じく6日、「君の名は。」の興行収入が8月26日の公開から5日までの102日間で200億円の大台を突破したことが分かった。観客動員も1529万人を超えた。国内の歴代興行収入ランキングでは「ハウルの動く城」(宮崎駿監督)の約196億円を抜き、邦画では歴代2位の大ヒットを記録している。

 7日、アニメ「花咲くいろは」「SHIROBAKO」などを手がけたアニメ制作会社「P.A.WORKS」の“お仕事シリーズ”の新作テレビアニメ「サクラクエスト」が制作され、17年4月に放送がスタートすることが分かった。バブル期にムーブメントを起こすが、すっかり廃れてしまった“ミニ独立国”の再興のため、ひょんなことから国王に就任してしまった主人公たち女の子5人の奮闘が描かれる。

 8日、映画「スワロウテイル」などの岩井俊二監督が手がけた1993年のテレビドラマ「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」が劇場版アニメ化されることが明らかになった。アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」「<物語>シリーズ」の新房昭之さんが総監督を務め、「シャフト」が製作。映画「モテキ」「バクマン。」などの大根仁さんが脚本を手がける。声優として菅田将暉さん、広瀬すずさん、宮野真守さんが出演する。17年8月18日に公開される。

 9日には、「進撃の巨人」が17年夏に舞台化されることが分かった。タイトルは「LIVE IMPACT進撃の巨人」。また、テレビアニメの第2期が17年4月にスタートすることも分かった。

 また、9日は、テレビアニメ「プリティーリズム」シリーズから生まれた4人組ガールズダンス&ボーカルユニット「Prizmmy☆」(プリズミー)と妹分の「プリズム☆メイツ」が、17年3月に活動を終了することも明らかになった。メンバーは「デビュー当時はメンバー全員が小学生でしたが、高校生になるまで活動を続けてこられたのはファンであるプリ☆クルの皆さんの応援のおかげです。本当にありがとうございます」とコメントを寄せている。

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