上演中の劇団四季のミュージカル「リトルマーメイド」の日本公演が通算2000回を迎えたことを記念し、3日に名古屋四季劇場(名古屋市中村区)で特別カーテンコールが行われた。主人公の人魚の王女、アリエルが思いを寄せる人間のエリック王子役の玉木隆寛さんが出演者を代表し、「これからも作品の感動をお届けできますよう、一回一回の舞台を精いっぱい務めてまいります」と感謝を込めてあいさつした。
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同ミュージカルは、人魚姫が人間の王子に恋をする……というアンデルセン物語の「人魚姫」を基にしたディズニーの長編アニメーションを再現し、2008年にブロードウェーで初演された。日本公演は、劇団四季とディズニーとの提携4作目で、13年に東京で初演して以来、大ヒットしている。同日、名古屋四季劇場と、キャナルシティ劇場(福岡市博多区)の昼公演で通算2000回を迎え、のべ観客数は220万人に達した。
この日、名古屋四季劇場では、昼公演の終了後、メインキャストが舞台上に集合。「2000th PERFORMANCE IN JAPAN 2018.3.3」の文字をあしらった貝のモチーフの看板の下で記念撮影を行い、玉木さんが「ミュージカル『リトルマーメイド』は、本日この公演をもちまして、日本通算2000回を達成いたしました」と報告した。
リトルマーメイドの名古屋公演は8月26日まで。