元モーニング娘。の安倍なつみさんが「第11回ベストマザー賞2018」の音楽部門に選ばれ、10日に東京都内で行われた授賞式に出席。安倍さんは「このようなすてきな賞を頂ける日が来るなんて、本当に思っていなかった。この先、息子にとってベストなマザーであり続けたい」と喜びを語ったが、イベント後は「(受賞に)本当に驚きすぎて、『本当に私なのかな?』と何度も事務所の方にお聞きした。数日は『何で選んでいただいたのかな?』と考えました」と心境を明かした。
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1歳になる第1子男児の母である安倍さんは「今は育児中心で、その中でできる限りのお仕事をさせていただいている。すごく光栄な賞です」と笑顔。子育ての日々は「一日があっという間です。鍛えられます。男の子なので、すごく活発でヒヤヒヤして、心臓が飛び出そう」といい、「リュック背負ってスニーカーですっぴんで、帽子をかぶった戦闘態勢で、『何があっても私が守る』という感じで、遊びに連れていってます」と、奮闘ぶりを語った。
夫で俳優の山崎育三郎さんの子育てについては「いないことも多いんですけれど、いるときは全力で子供と遊んでくれる」と名前通りの“イクメン”ぶりを紹介。報道陣から「ミュージカル風に子供をあやしたりする?」と聞かれると、笑いながら「よく歌うというか、音楽があふれているというか。子供も独特のダンスを踊ります。音楽に耳を澄ましたり、拍手したりとかの反応はするので、音楽は好きなのかな」と音楽にあふれた家庭の様子を紹介していた。
同賞は、日本マザーズ協会が2008年から毎年選出しており、今回で11回目。安倍さんのほか、芸能部門で1児の母であるお笑いトリオ「森三中」の大島美幸さん、スポーツ部門で1児の母である元プロテニス選手でスポーツコメンテーターの杉山愛さん、文化部門で3児の母で平野レミさんを義理の母に持つ食育インストラクターの和田明日香さん、経済部門で2児の母であるキッズライン社長の経沢香保子さんが受賞し、授賞式に出席した。
大島さんは「おこがましいというか、できの悪いママの私がこんな賞をいただいていいのか」と恐縮しつつ、「この賞は『もっと子育て頑張れよ。もう一品多くしろよ』、そんなふうに感じられる賞なので、明日からは朝ご飯にみそ汁を付けたい。お笑い芸人なので、子育てを頑張っている方に笑える時間を作りたい」と喜んだ。杉山さんは「サポートなくしてはこの賞はなかったな。常に支えてくれている主人と母に感謝したい」、和田さんも「ベストサポートされたマザー賞だって考えたら納得がいく感じです」と感謝の思いを語った。ベビーシッターのサービスを提供する経沢さんは「世の中のお母さんが、罪悪感を持たず自分らしい育児を追求できる日本にしたい」と涙ぐみながら、受賞の喜びを語っていた。