福士蒼汰:「BLEACH」黒崎一護役は男らしさに苦労 「眉間のしわ」で表現

名古屋市内で行われた主演映画「BLEACH」の舞台あいさつに登場した福士蒼汰さん
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名古屋市内で行われた主演映画「BLEACH」の舞台あいさつに登場した福士蒼汰さん

 俳優の福士蒼汰さんが4日、名古屋市内で開催された主演映画「BLEACH(ブリーチ)」(佐藤信介監督、20日公開)の試写会で舞台あいさつに登場した。主人公の高校生、黒崎一護(いちご)を演じた福士さんは、役作りについて「『男!』というところを出すのに苦労しました」と語り、男らしさを出すため、原作のマンガのキャラクターに合わせ「ずっと眉間(みけん)にしわを寄せていました」と話した。

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 この日は、死神の阿散井恋次(あばらい・れんじ)を演じた早乙女太一さんも登場。実際に眉間にしわを寄せながら語った福士さんは「でもツラくて……。ツラいのよ、これ!」と早乙女さんに訴えて苦笑い。一護との共通点を聞かれると「結構違う部分が多い。(友達の多い一護と比べて)友達が多い方ではないし、一護みたいに人気者でもなかった」といい、「(恋次のキャラクターが)オラオラだとしたら、一護はオラぐらい。僕はオラもない……」と話していた。

 一方、早乙女さんは、恋次との共通点を聞かれると「あんなにオラオラしては、いないです」と言いながらも、「似ているところもあって、野性的というか、素直に心で動くタイプ。僕は頭がちょっと弱いので……」とジョーク交じりに語って、観客を笑わせていた。

 映画は、マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された久保帯人さんのマンガが原作。幽霊が見えること以外は普通の高校生、黒崎一護が、死神と名乗る謎の女・朽木ルキア(杉咲花さん)から、死神の力の一部を渡され、高校生兼死神代行となって人の魂を喰らう巨大な悪霊「虚(ホロウ)」と戦うことになる……というストーリー。

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