俳優の竹内涼真さんが29日、東京都内で行われた米映画「名探偵ピカチュウ(原題・Pokemon Detective Pikachu)」(ロブ・レターマン監督、2019年5月公開)の製作報告会見に出席した。今作で洋画の日本語吹き替えに初挑戦する竹内さんは「ちょうど(映画の)予告映像が解禁されたときに弟や妹と動画を見ていて。(自分は)『ポケモン』世代で小さいころから家にありましたし、『いつかピカチュウと一緒の世界になったらいいな』と思って育ってきたので、(映像を見て)すごく興奮していたら、日本語吹き替えをやるという電話がありました。ドキドキすることはあまりないのですが、久々にドキドキしています!」と声を弾ませた。
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オファーを聞いた際、「まさか『ポケモン』が実写化すると思っていなかった」と竹内さんは驚いたことを明かし、「日本語吹き替えするのが初めてですし、吹き替えをやることはあまり意識していなかったので、こういう素晴らしい作品でやらせていただけるというのは、本当に心からうれしく思います」と満面の笑みを浮かべていた。
そんな竹内さんが好きなポケモンは「カイリュー」といい、「ミニリュウ、ハクリューとコツコツ育てるのですが、強くなるんです」と“カイリュー愛”を語るも観客の反応が薄く、「以上です」と自ら締めくくり、笑いを誘った。またピカチュウが実際に存在したら?という質問には、「毎日ブラッシングしてあげたいし、トリミングしたい」と笑顔で話した。
会見には、ティム役のジャスティス・スミスさん、ルーシー役のキャスリン・ニュートンさん、レターマン監督も出席した。
映画は、ゲームやアニメ、映画などさまざまなコンテンツで人気を集めている「ポケットモンスター(ポケモン)」シリーズから、2018年に発売されたニンテンドー3DS向けゲーム「名探偵ピカチュウ」が原作。「ポケモン」が実写映画化されるのは初めてで、映画「パシフィック・リム」「ダーク・ナイト」シリーズのレジェンダリー・ピクチャーズが製作。ピカチュウの声を「デッドプール」のライアン・レイノルズさんが担当するほか、渡辺謙さんの出演も決定している。
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