歌手の氷川きよしさんが、初のポップスアルバム「Papillon（パピヨン）-ボヘミアン・ラプソディ-」を6月9日に発売することが5月12日、明らかになった。タイトルの「パピヨン＝“蝶（ちょう）”」にちなみ、“金の蝶”をイメージした衣装のビジュアルも公開された。
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アルバムには、昨年話題となった「限界突破×サバイバー」や音楽グループ「GReeeeN」が作詞・作曲した「碧し」などの既発曲に加え、昨年、コンサートで披露して話題となった、湯川れい子さん訳詞の「クイーン」のカバー曲「ボヘミアン･ラプソディ」、音楽グループ「いきものがかり」の水野良樹さんの作詞・作曲の「おもひぞら」 、 上田正樹さん作曲で、「kii」というペンネームで氷川さんが初めて作詞した「Never give up」など全14曲を収録。
氷川さんはアルバムについて「人間にとって何が大事かということを考えさせてもらえる作品をいっぱい集めました。今まさに、生きるということ、命の尊さを改めてこのアルバムで、私の歌で、伝えていけたらと思っています。『令和』という時代に変わって2年目の2020年。演歌を20年歌って、いろいろな経験をさせていただいて、そこからまた、次のステップに行くため、自分の中でのスタートを切るアルバムになりました」と語っている。
初回限定盤には新曲4曲を含む 5曲のミュージックビデオ（MV）を収録。表題曲「Papillon（パピヨン）」のMVは、さなぎから蝶になってはばたく姿を、風とセットで壮大に表現したという。また「不思議の国」では、「不思議の国のアリス」の世界観を意識し、氷川さんが王子風の衣装とアリス風の衣装をまとった映像になっているという。
初回完全限定スペシャル盤の「Aタイプ」はDVDと「豪華歌詩ブックレットステッカー」が付属され、価格は3545円（税抜き）。通常版の「Bタイプ」は「豪華歌詩ブックレットステッカー」が付属され、価格は2909円（同）。
