ちいかわ
第233話 黒い流れ星・後編(12)
1月7日(火)放送分
人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの劇場版新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(庵野秀明総監督)の“フィナーレ”となる舞台あいさつが7月11日、新宿バルト9(東京都新宿区)で開催され、庵野総監督や碇シンジ役の緒方恵美さんらが登場。庵野総監督、緒方さんら声優陣が“伝説”となったテレビシリーズの最終回の秘話を明かした。
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舞台あいさつには、葛城ミサト役の三石琴乃さん、赤木リツコ役の山口由里子さん、碇ゲンドウ役の立木文彦さんも登壇。シンジ、ミサト、リツコ、ゲンドウは、テレビシリーズ第1話から登場するキャラクターということもあり、声優陣は感慨深げだった。
“伝説”の最終回のアフレコが話題になると、緒方さんは「最終回は、白みと黒みが交互に現れて、(せりふのタイミングを知らせる)タイムコードもなかった」「何がなんだか分からない!」と明かすと、庵野総監督は「棒は描いていたよ。それは最終回の一つ前。最終回は、反省して棒を入れた」と反論。庵野総監督は「シナリオが上がったのが前の日だった、絵コンテはアフレコの後に作った。ラジオドラマだと思えば……。その後に絵を付けたので」と壮絶な制作現場を振り返った。
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は、3月8日に公開され、公開から125日間で、興行収入が98億8000万円を突破。観客動員数が約647万人を記録するなど大ヒットしている。7月21日に“終映”し、この日は“最後”の舞台あいさつとなった。庵野総監督は「1992年から企画をやっている。自分の人生の半分、ほかのこともやっていましたが、終わったというのが感無量です」と思いを明かした。
「エヴァンゲリオン」は第3新東京市を舞台に、主人公・碇シンジたちが人型決戦兵器エヴァンゲリオンで、謎の敵“使徒”と戦う……というストーリー。テレビアニメや劇場版アニメが制作され、社会現象を巻き起こした。1995~96年にテレビシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」が放送され、その後、劇場版が公開された。「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は、2007年から公開されている「新劇場版」シリーズの完結編。
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