吉本新喜劇座員の未知やすえさんが9月3日、大阪市内で開催された、舞台「はい!丸尾不動産です。~本日、家で再会します~」の公開ゲネプロに参加。約40年の芸歴を誇る未知さんは、本作が初の吉本新喜劇以外の外部舞台出演で、ゲネプロ後のあいさつで「いつもの新喜劇と全く違って、ド緊張していました。朝起きたときから、心臓飛び出るちゃうんかってぐらい心臓バクバクして……」と明かした。
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未知さんは「(新喜劇とは)けいこ量が本当に違うので、途中で自分が自分でなくなるようで。家族もビックリして、『こんなにけいこするの?』って言われました」といい、「それでも完璧ではないので、もう1カ月ぐらいけいこして、公演を1カ月伸ばしてもらえれば……」と冗談交じりに語っていた。
舞台は、「矢野・兵動」の兵動大樹さんと、落語家の桂吉弥さんがダブル主演を務める人気シリーズ。今回公演される第3弾は、寂れた町の寂れたスナックを舞台に、兵動さん扮(ふん)するうだつが上がらない不動産屋の営業マン・菅谷と、吉弥さん演じる顧客の林田を中心に、喜劇が展開される。未知さんは物語の鍵を握る、女性常連客を演じる。
公開ゲネプロには兵動さん、吉弥さん、佐藤太一郎さん、施鐘泰(JONTE)さん、近藤頌利さん、堀くるみさん、安藤夢叶さんも参加した。9月4~7日にABCホール(大阪市福島区)、10月3日にアクリエひめじ(兵庫県姫路市)で開催。