新川優愛:キラキラ女子役演じ「羨ましい」部分も 「Seventeen」時代の先輩・波瑠との共演に「刺激受けた」

金曜ナイトドラマ「愛しい嘘~優しい闇~」に出演する新川優愛さん
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金曜ナイトドラマ「愛しい嘘~優しい闇~」に出演する新川優愛さん

 女優の新川優愛さんが、1月14日にスタートする波瑠さん主演の金曜ナイトドラマ「愛しい嘘~優しい闇~」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分※一部地域を除く)に出演する。演じるのは、中学時代からモテモテで、野心家の“キラキラ女子”・岩崎奈々江。自身とはかけ離れているという奈々江に「慣れないことをやっている感がすごかったです」と笑うも、「羨ましい」と思う部分もあったという。ドラマについて、また女性ファッション誌(現在はティーン向けメディア)「Seventeen(セブンティーン)」(集英社)の専属モデル時代の先輩だった波瑠さんとのドラマ初共演について話を聞いた。

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 ◇「久しぶりのキャピキャピした役」 監督からは「もっとあざとく」

 ドラマは、2020年4月から講談社の無料マンガアプリ「Palcy(パルシィ)」で連載中の愛本みずほさんのマンガ「愛しい嘘 優しい闇」が原作。明るい将来が見えないまま、マンガ家のアシスタントとして働く主人公・今井望緒(波瑠さん)が、中学卒業から14年たったある日、不意に開催された同窓会で初恋の相手の雨宮秀一(林遣都さん)と再会し、片思いだと思っていた彼から積極的なアプローチを受ける一方で、同級生が次々と亡くなる事件に巻き込まれていく……というストーリー。

 新川さん演じる奈々江は、望緒の中学時代の同級生。望緒とは対照的に中学時代から男子に囲まれる華やかな性格で、上昇志向が強い。将来は女子アナになるのが夢だったが、家庭の事情で、現在は地元の甲府で会社員をしている。同窓会で再会した東京でIT企業の社長を務める雨宮に思いを寄せ、望緒を一方的にライバル視。その行動は次第にエスカレートしていく……。

 原作マンガと脚本を読み、奈々江という役どころに「面白さと同時に、難しさを感じました」という新川さん。「普通では考えられない行動を取るし、私自身だったら言わないようなキツい言葉を人に投げてしまったりするんです」と、自身とは真逆の人物を表現するのに難しさがあったという。

 「1話からいろんな感情を出すところが多くて大変で、監督に常に相談に乗っていただいて役を作っていきました。久しぶりのキャピキャピした役ということもあり、慣れないことをやっている感がすごくて、監督からは『もっとあざとく』と言われました。テンションも高く!って意識しましたが、朝イチの撮影のときはきつかったです(笑い)」

 自身とは真逆だからこそ、「羨ましい」と思う部分もあった。

 「全部には共感してあげられないのですが、自分の気持ちに素直に、欲しいものをつかむために、それを行動に移せるところはすごいなって思います。手放しでそこに向かっていけるのは羨ましいなって。自分の欲しいもののために、いちずに努力したり、頑張ったりするところは見習いたいなと思いました」

 ◇自身の同窓会の思い出 「波瑠さんは高校生のときからしっかり」

 不意に開催された中学の同窓会がきっかけとなり物語が展開していく今作だが、新川さんも中学の同窓会には思い出があるという。

 「20歳のとき、中学校の仲の良かった子たち十数人で久々に集まって、お酒を飲みました。くだらないことを言い合ったり、仕事の悩み事を話したりして。まだ20歳でしたけど、5年間の変化というものを大きく感じて、『私たち大人になったね』って笑い合いました。そういう地元の友達の前では、いっぱいはしゃげたりもするので、私にとって大切な場です」

 主演の波瑠さんとは、「Seventeen」以来の共演となった。波瑠さんについては「Seventeenのときは、まだ20歳頃だったと思いますが、私たち後輩から、スタッフさんを含めて現場を引っ張ってくださっていた、頼もしい先輩でした。10年くらいお会いしていませんでしたが、ドラマの現場でも、周囲を気遣って、そして引っ張ってくださっています」と話す。

 「周囲への気遣いがすごいです」といい、「波瑠さんと本仮屋(ユイカ)さん、私の3人のシーンがあったのですが、一段と寒い日で。凍えていたら、波瑠さんが持参されているティーパックで温かいお茶を作ってくださって、振る舞っていただきました。お茶も温かかったですが、その優しさに心も温まりました」とにっこり。「座長としてすごく頼もしいなと思いましたし、自分も主演をやらせていただくときは、そういうふうに周囲を気遣えるようになりたいです」と先輩との共演に刺激を受けたことを語った。

 新川さんは、今作について「台本を読んでいるときから『次のページどうなるんだ!?』って、ページをめくる度に想像を超えてくるお話になっています」と紹介。「ジェットコースター並みのドキドキ、ハラハラをぜひ楽しんでいただきたいです!」と呼びかけた。

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