ぐでたま:霜降り明星が実写版で“卵”声優に 哀愁漂うたまご寿司、“腐った”グレたま

実写ドラマ「ぐでたま~母をたずねてどんくらい~」に出演する「霜降り明星」(C)2022 SANRIO CO.,LTD. S/D・G 著作 株式会社サンリオ
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実写ドラマ「ぐでたま~母をたずねてどんくらい~」に出演する「霜降り明星」(C)2022 SANRIO CO.,LTD. S/D・G 著作 株式会社サンリオ

 サンリオの人気キャラクター・ぐでたまが主人公の実写ドラマ「ぐでたま~母をたずねてどんくらい~」にお笑いコンビ「霜降り明星」のせいやさん、粗品さんが声優として出演することが分かった。ぐでたまが旅の途中で出会う卵のキャラクターを演じ、せいやさんがぐでたま たまご寿司役、粗品さんがグレたま役として出演する。たまご寿司、グレたまのビジュアルも公開された。

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 たまご寿司は、自由になりたいと願うが、背中のシャリが重く、さらにノリで縛られているキャラクター。演じるせいやさんは「たまご寿司は哀愁があるちょっと悲しいキャラクターなんです。長老的な面白いキャラクターなんです。今までになかったようなタイプのキャラクターで、回転寿司でなかなか取ってもらえなくて悲しいけどいいやつなんです。選ばれるのを諦めているようで、ちょっと芸人に近く、売れるか売れないかみたいな感じが共感できて面白かったですね」と話している。

 グレたまは、賞味期限が大幅に過ぎ、腐ってしまった卵で、言葉遣いも悪く、人のおなかを“ピーピー言わせる”のが得意。演じる粗品さんは「グレたまということで、グレているんです。せりふとか見ても結構『こらー』とか、『どこみとんねん』とか。最初、トラックに乗って登場する時、危ない!と思うところから始まるんですけど、結構オラついているんですよ。今回声優として、普段出したことない声でやりました(笑い)」とコメント。収録については「グレているんですけど、ぐでってもいるので、ゆっくりやってくださいって言われました。ゆっくりグレって演じるのが、本当に難しかったです」と振り返った。

 実写ドラマは、ぐでたまと、ひよこのしゃきぴよが母親探しの旅に出る“脱力と共感のロードムービー”。CGでぐでたまを表現し、声優の武内駿輔さんがぐでたまを含め24の卵のキャラクターを演じる。Netflixで12月13日に配信される。

 ぐでたまは、2013年にサンリオが開催した食べ物をテーマにした新キャラクターの一般人気投票企画「食べキャラ総選挙」で誕生した“ぐでぐで”でやる気のない卵のキャラクター。2014~20年には、朝の情報番組「あさチャン!」(TBS系)でショートアニメが放送された。公式ツイッターのフォロワーは100万人以上と人気を集めている。

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