BEYOOOOONDS山崎夢羽:初のオーディオドラマで主人公役 「言葉一つ一つを大切にしながら、せりふに思いを乗せました」

「FMシアター『クジラの歌を聴かせてあげる』」に出演する山崎夢羽さん(左)と瀧内公美さん=NHK提供
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「FMシアター『クジラの歌を聴かせてあげる』」に出演する山崎夢羽さん(左)と瀧内公美さん=NHK提供

 アイドルグループ「BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)」の山崎夢羽さんと女優の瀧内公美さんが、NHK札幌放送局制作のオーディオドラマ「FMシアター『クジラの歌を聴かせてあげる』」に出演する。山崎さんは初のオーディオドラマで、幼い頃からの「いつか、クジラと会話したい!」との思いを胸に、全国的にもクジラ研究がさかんな函館海洋大学に入学した、主人公の結城春香を演じる。

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 「私が演じる結城は、クジラがとにかく大好きな女性です。この脚本を読んだときに、クジラにここまで熱中できるのはすてきだなと思いました。私も歌など、好きなことに熱中してしまうところは似ています。好きなことを話すとき、早口になってしまうんですよね。そういうところも今回意識しながら、演じました」と話している。

 ドラマは、北海道にある実在の研究室をモデルにした物語。春香は先輩でポスドクの目黒佐智(瀧内さん)に、研究のイロハを教わりながら、その面白さにのめり込んでいくが、現実はうまくいかず、家庭の事情により、母からは、大学院には進まず、堅実な道を歩むよう諭されてしまい、着実に成果を上げる先輩の目黒が、いつしか妬ましく思えるようになる……というストーリー。精神的にも肉体的にも、経済面でも厳しい、知られざるマイナー研究者の現実と、それでも夢を自ら切り開いていく姿を描いている。

 山崎さんは「初めてオーディオドラマに出演させていただきましたが、難しいです。声だけで表現しなくてはいけないので、演技が大げさすぎても、聴いている方に違和感を与えてしまいますし、自然にしすぎても、マイクを通すと平坦な印象になってしまうんです」と苦労を明かす。

 「もう一つ大変だったのは、台本のページをめくる音がノイズとして出てしまうこ
とでした」と話し、「今回共演した瀧内さんには、収録中に、そのノイズが出ないようにする、特別な本のめくり方を教えてもらい、頼もしい先輩だなと思いました。おかげで、苦戦しながらも、楽しく収録することができました。そして、クジラ研究の専門用語も多く出てくるのですが、皆さんに伝わるよう、言葉一つ一つを大切にしながら、せりふに思いを乗せました」と収録を振り返った。

 一方、目黒役の瀧内さんは、「北海道ならではの作品でもあり、北海道で収録できたことがとてもうれしいです。今回の内容は専門的な分野でもありますので、このドラマにもクジラ研究の専門家の方が入ってくださっています。裏方で支えてくれる方がいなければ、この作品も出来上がっていないと思いますので、ポスドクはじめ、そういう方々の存在を今回はアピールして、伝えていきたいです」と思いを語った。

 ドラマは3月4日午後10時~同50分にNHK-FMで全国放送される。

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