YOASOBI:テレビアニメ「葬送のフリーレン」OP担当 EDはmilet

「葬送のフリーレン」のオープニングテーマ「勇者」を担当する「YOASOBI」
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「葬送のフリーレン」のオープニングテーマ「勇者」を担当する「YOASOBI」

 音楽ユニット「YOASOBI」が、「マンガ大賞2021」で大賞に選ばれたことも話題のマンガが原作のテレビアニメ「葬送のフリーレン」のオープニングテーマ(OP)「勇者」を担当することが分かった。シンガー・ソングライターのmilet(ミレイ)さんがエンディングテーマ(ED)「Anytime Anywhere」を担当することも発表された。OP、EDが流れる最新PVもYouTubeで公開された。

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 YOASOBIのOP「勇者」は、「葬送のフリーレン」の原作者の山田鐘人さんが監修した小説を基に楽曲を制作した。同曲を収録したアルバム「THE BOOK 3」が10月4日に発売される。

 YOASOBIは「『葬送のフリーレン』は、私たち自身ものすごくファンであり、今回楽曲という形で作品に携わることができ、大変光栄に思っています。作品を読んでいた時に感じていた、常に漂うどこか寂しい空気感や、旅をしていく中でフリーレンが知らない感情に気付いていく心の動き、そういったものをどれだけ楽曲に詰められるかこだわって楽曲制作しました。ぜひ、アニメと合わせてオープニングテーマ『勇者』をよろしくお願いいたします」とコメントを寄せている。

 miletさんのED「Anytime Anywhere」は、「葬送のフリーレン」の劇中音楽を手掛けるエバン・コールさんが編曲を担当した。

 miletさんは「どんな時でも、どんなところにいても、心の中であなたを感じていたい。あなたの心の中に、私もいたい。安心したくていつも約束を求めていたけど、あなたを強く胸に感じた時、約束なんて必要ないことに気づきました。何度生まれ変わってもあなたに会いたい。花になって生まれてもあなたの隣で咲きたい。星になってもあなたのそばをまわっていたい。今あなたを想(おも)って歌えることが何より幸せです。そんな気持ちを歌いました。どんな時でも、どんなところにいても、この歌であなたに寄り添っていたいです」と話している。

 「葬送のフリーレン」は、山田さん原作、アベツカサさん作画のマンガで、「週刊少年サンデー」(小学館)で2020年4月に連載をスタートした。勇者一行が魔王を倒した後の物語を描く“後日譚”ファンタジー。魔王を倒した勇者一行の魔法使いで、エルフゆえに長寿であるフリーレンが仲間の死を経験し、人を知るために旅をすることになる。コミックスの累計発行部数は1000万部以上。

 アニメは、「ぼっち・ざ・ろっく!」などの斎藤圭一郎さんが監督を務め、「サマーウォーズ」などのマッドハウスが制作する。種崎敦美さんが主人公・フリーレンを演じるほか、市ノ瀬加那さん、小林千晃さん、岡本信彦さん、東地宏樹さん、上田燿司さんらが声優として出演する。

 初回は、2時間スペシャル「初回2時間スペシャル ~旅立ちの章~」として日本テレビの映画枠「金曜ロードショー」で9月29日午後9時から放送される。金曜ロードショーでテレビアニメシリーズの初回が放送されるのは初めて。以降は、日本テレビが新設するアニメ枠「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」で、10月6日から毎週金曜午後11時に放送される。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:斎藤圭一郎▽シリーズ構成:鈴木智尋▽キャラクターデザイン・総作画監督:長澤礼子▽コンセプトアート:吉岡誠子▽魔物デザイン:原科大樹▽アクションディレクター:岩澤亨▽デザインワークス:簑島綾香、山崎絵美、とだま。、長坂慶太、亀澤蘭、松村佳子、高瀬丸▽美術監督:高木佐和子▽美術設定:杉山晋史▽色彩設計:大野春恵▽3DCGディレクター:廣住茂徳▽撮影監督:伏原あかね▽編集:木村佳史子▽音響監督:はたしょう二▽音楽:エバン・コール▽オープニングテーマ:YOASOBI「勇者」▽エンディングテーマ:milet「Anytime Anywhere」▽アニメーション制作:マッドハウス

 ◇キャスト(敬称略)

 フリーレン:種崎敦美▽フェルン:市ノ瀬加那▽シュタルク:小林千晃▽ヒンメル:岡本信彦▽ハイター:東地宏樹▽アイゼン:上田燿司

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