アイドルグループ「HKT48」元メンバーでタレントの村重杏奈さんがこのほど、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)で開催された大型ファッションイベント「第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN/WINTER」(TGC)に出演し、イベントの合間に取材に応じた。TGC出演の感想やステージングの自己採点、多忙な日々を送る中でのリフレッシュ方法、タレントとしての今後の野望を聞いた。
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今回のTGC出演を村重さんは、「何回も出させてもらっていますけど、毎回呼ばれるからハラハラ。今回も呼んでいただけてうれしい」と喜び、「TGC出演は『芸能人だなあ』と思える瞬間(笑い)。ランウエーを歩いて『キャー!』と言われるのは芸能人としてうれしいこと。すごくテンションが上がります」とほほ笑む。
ステージングには「もともとアイドルなので、こういう仕事にちょっと照れくさい部分もあった。前回出演時もぎこちなく歩いていて恥ずかしかった」と苦手意識を口にするも、「前回『ここはもうちょっとこうできたな』と思う反省点がたくさんあって、今回も反省点はあるけど、それでも自分としては過去最高。反省するところが少なかった。アイドルを卒業して2年目になるので。ちょっとは自分も殻を破れたのでは」と胸を張る。自己採点の結果を聞くと、「100点満点中5000万点です!」と返ってきた。
最近は多くのバラエティー番組に出演して活躍を続けている村重さん。忙しい日々を送る中での気分転換やリフレッシュ方法を聞くと「友達と会うこと」と答え、「さっしー(指原莉乃さん)は仲が良く、普通にガールズトークとかするのがリフレッシュできる時間です。(指原さんは)大先輩ですけど距離感は友達ですね」と交友関係の一端を明かす。
お手本にしているタレントを聞いてみると「たくさんいらっしゃいますけど。さっしーさんのようにもなりたいし、トーク力だと若槻千夏さんもレベルが違うなと共演させてもらったときに感じました。それと梅沢富美男さん。うめっちと呼んでいますけど、表でも裏でも元気いっぱいで勉強になることがたくさんあります」と回答。そして「日本中が知るタレントになりたい。どの世代、どこの地方でも知られているような存在になりたい」と理想を掲げる。
さらに「テレビっ子だったので。どのチャンネルをつけても毎日テレビに出ているような人になりたいと思って芸能生活を頑張っています」と口にした村重さんに、ゆくゆくはバラエティー番組のMCは……と水を向けると、「MCはさすがにまだ早いと思うので、まずはレギュラーを殖やしていきたい」と意気込む。
目標は「芸能人になりたい。今は10段階中のまだ3段階ぐらい。TGCに来ると芸能人がたくさんいてテンションが上がっちゃう。上がらなくなったら芸能人だなと思います」と持論を展開。そんな村重さんに最後に“野望”を聞くと、「松っちゃん(松本人志さん)のような芸能界のドン」と大きく出るも、「真面目なことを言うと、『この人が番組にいると助かる』というか。どの共演者の方もおいしくできるようなタレントになりたいです」と話した。(取材・文・撮影:遠藤政樹)