都医学研都民講座(第7回)を1月20日(土)に開催します

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プレスリリース詳細 https://kyodonewsprwire.jp/release/202311243307

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がん遺伝子パネル検査の最新の動向

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311243307-O1-96fls1W2

東京都医学総合研究所 (所在地・東京都世田谷区、理事長・田中啓二(たなかけいじ)) は 一般の方向け講演会として都民講座 「 がん遺伝子パネル検査の最新の動向 」を 2024年1月20日(土曜日)に開催します。 講師に  都立駒込病院 骨軟部腫瘍科 医長 池上 政周  先生をお迎えし、当研究所の  丹野 秀崇  プロジェクトリーダー とともに、お話しいただきます。

なお、今回の講座は、ハイブリッド形式(会場+オンライン配信)にて開催します。皆様のご参加をお待ちしています。

1 日  時  2024年1月20日(土曜日)午後2時30分から午後4時まで

2 開催方法  会場とWeb会議システム「Zoom」によるハイブリッド開催

3 演  題 

がん遺伝子パネル検査の最新の動向

都立駒込病院 骨軟部腫瘍科 医長 池上 政周

【講師略歴】

2007年 東京大学医学部医学科卒

2007年 日立総合病院初期研修医

2008年 東京大学医学部附属病院初期研修医

2009年 横浜労災病院整形外科後期研修医

2011年 都立駒込病院骨軟部腫瘍科医員

2015年 東京大学医学部附属病院助教

2017年 東京大学大学院進学

2019年-2021年 がんゲノム情報管理センター C-CAT調査結果キュレーター

2021 年 東京大学大学院卒業、博士(医学)

        東大オンコパネルの開発、BRCA2遺伝子変異の機能解析手法の開発

        がん遺伝子パネル検査におけるシーケンスエラーの検出手法の開発

2021年 都立駒込病院骨軟部腫瘍科医員

2022年 都立駒込病院骨軟部腫瘍科医長

日本整形外科学会専門医、認定骨軟部腫瘍医、がん治療認定医

【講演要旨】

1975年にがん遺伝子srcが発見されてから50年、発がんを引き起こすドライバー遺伝子異常が多数発見されています。がんはドライバー遺伝子異常に依存して生存するため、その機能を阻害するとがんの死滅がもたらされます。1997年にCD20分子を阻害するリツキシマブが発売されて以来、約160種のがん分子標的治療薬が臨床の場で使用されています。がん遺伝子パネル検査は主に分子標的治療薬が使用可能な遺伝子異常がないかを検索する目的で行われ、日本国内では年間約2万例のがん患者に実施されています。本講座では、がん遺伝子パネル検査の開発と改良の歴史、そしてこれまでに検査を受けた6万症例の情報から得られた知見についてお話しします。

遺伝子を活用したがん治療法の進展

東京都医学総合研究所  がん免疫プロジェクトリーダー 丹野 秀崇

【講師略歴】

2008年 東京工業大学 生命理工学部 卒業

2010年 東京工業大学 大学院生命理工学研究科 修士課程修了

2013年 東京工業大学 大学院生命理工学研究科 博士課程修了

2013年 The University of Texas at Austin, Department of Chemical Engineering,Postdoctoral fellow

2018年 The University of Texas at Austin, Department of Chemical Engineering,Research associate

2021年 東京都医学総合研究所 がん免疫プロジェクト プロジェクトリーダー

【講演要旨】

私達の体は様々な物質で構成されていますが、その中でも生命機能に重要な役割を果たすのがタンパク質と遺伝子です。体内には多種多様なタンパク質が存在しており、それらがあたかもナノロボットのように働き生命機能を維持しています。そのタンパク質の設計図が遺伝子です。遺伝子は種々の要因によって傷付くことがあり、その結果タンパク質が壊れてしまったり、異常なふるまいをするタンパク質が生み出されることがあります。これらのタンパク質の機能異常は、細胞の過剰な増殖、つまりがん化を引き起こすことがあります。今回、タンパク質や遺伝子について解説するとともに、近年の遺伝子を活用したがん治療法の進展についてご説明します。        

4 参  加  定員540名

(都医学研講堂:40名、オンライン:500名 事前申込、先着順、無料)

5 申  込 

【会場で聴講する方】

往復はがき又はメールでお申し込みください(1通につき2名まで)。

往復はがきは、住所、氏名(フリガナ)、電話番号、2名希望の場合は同伴者氏名及び「第7回都民講座(対面式希望)」と記入の上、お申し込みください。返信用はがき表面にも郵便番号・住所・氏名を必ず記入してください。

メールは、件名を「第7回都民講座(対面式希望)」とし、氏名(フリガナ)、電話番号及び2名希望の場合は同伴者氏名を記入の上、申込専用アドレス(tomin [at] igakuken.or.jp) (※[at]は@に置き換えてください。)までお申し込みください。

【オンライン視聴の方】

ホームページ(https://www.igakuken.or.jp/public/tomin/2023/tomin07.html)の登録フォームよりお申し込みください。

【締切】

締切は1月12日(金曜日)(往復はがき:必着、メール:必着)

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