マンガ誌「月刊コミックフラッパー」（KADOKAWA）で連載中の杉浦次郎さんのマンガが原作のテレビアニメ「僕の妻は感情がない」の追加キャストが発表され、青山吉能さん、芹澤優さんが出演することが分かった。同作は社畜サラリーマンの小杉タクマと家事ロボット・ミーナの同居生活を描いており、青山さんは小杉タクマの妹・小杉あかり、芹澤さんは「全てを完璧にこなす」ことを目指した汎用型家電ロボット M107Sのスーパーミーナをそれぞれ演じる。

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　異種間恋愛フェチで、兄夫婦に興味津々な小杉あかりを演じる青山さんは「おにいちゃんもLOVE！　ミーナさんもLOVE！　二人のこと、とにかくBIG LOVE！！！！　私も関係性のオタクなので分かります、あかりの気持ち。見る人によっては新鮮な愛の形かもしれませんが、ただ真っすぐにお互いを見つめる二人のことを私たちは温かく見守るだけなのです。私も全ッ力でついていきます！　皆さま、よろしくお願いいたします！！」とコメントを寄せている。

　スーパーミーナ役の芹澤さんは「この作品に初めて触れた時、今の時代に生きる人たちに届いてほしい作品だなと強く思いました。私が演じるスーパーミーナちゃんは、ロボットと人間の真ん中にいるような存在です。スーパーミーナだからできること、思うこと、そこに全力でぶつかっていく姿がとてもいとおしい女の子です。どうぞよろしくお願いします」と話している。

　テレビアニメが7月2日からTOKYO MXほかで放送されることも発表された。タクマがミーナを優しくバックハグするキービジュアルも公開された。

　「僕の妻は感情がない」は、2019年から「月刊コミックフラッパー」で連載中。一人暮らし3年目の社畜サラリーマンの小杉タクマと、感情がないはずの家事ロボット・ミーナが同居することになり、夫婦の絆が芽生えていく……というストーリー。「次にくるマンガ大賞 2022」コミックス部門で第6位に選ばれるなど人気を集めている。

　アニメは、「五等分の花嫁」で演出を手がけた吉村文宏が監督を務め、手塚プロダクションが制作する。豊永利行さんが小杉タクマ、稲垣好さんがミーナをそれぞれ演じる。

　◇スタッフ（敬称略）

　監督：吉村文宏▽シリーズ構成：広田光毅▽キャラクターデザイン：ウクレレ善似郎▽色彩設計：古谷恵▽美術監督：河野次郎▽撮影監督：伊藤佳恵▽編集：田村ゆり▽3Dディレクター：バイブリーアニメーションCG、北京写楽美術芸術品有限公司▽音響監督：伊藤巧▽音響制作：HALF H・P STUDIO▽音楽：佐久間奏、中村巴奈重、田渕夏海、櫻井美希▽音楽制作：日音▽アニメーション制作：手塚プロダクション