薬屋のひとりごと
第35話 狩り
3月21日(金)放送分
「第26回手塚治虫文化賞」のマンガ大賞に選ばれたことも話題の魚豊さんのマンガが原作のテレビアニメ「チ。 -地球の運動について-」が、1月11日放送の第16話「行動を開始する」から第3章に突入する。第3章のメインキャラクターを演じるキャストが発表され、ドゥラカ役の島袋美由利さん、シュミット役の日野聡さんが出演することが分かった。第16話から登場するC教の異端審問官のマズル役として、入野自由さんが出演することも発表された。
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自らの命と引き換えに地動説の証明を未来へと託したラファウの死が衝撃的だった第1章、地動説の証明にたどり着くもバデーニ、オクジ―、ヨレンタが悲劇的な最期を迎えた第2章を経て、ドゥラカとシュミットに“信念の炎”が受け継がれることになる。
「金を稼ぐ」という強い信念を持つドゥラカを演じる島袋さんは「ドゥラカは記憶力や思考力もありますし、何より肝が据わっていて勇敢です。父を亡くした経験から『金を稼ぐ』ことを信念としていて、神そのものを信じていない。これまでの登場人物とは少し異なり俗っぽいところがある人物です」とコメント。
「これまでつながれてきた地動説というバトンを、何かしらの学問に精通しているわけではないドゥラカが受け取ることになりました。彼女がどういう経緯で地動説を知ることになるのか、異なる信念を持つ人との対話を経てどう変化していくのか。ぜひご注目ください」と語っている。
シュミットを演じる日野さんは「シュミットは俗物的な思想には批判的な意見を持っている人物で、自然の現象にこそ神が宿ると考えている『自然崇拝』を理念に行動する人物です。一見変わった人物にも見えますが、生死に対しても非常に達観した考えを持ち、常に冷静な判断が出来る人物ですね」とコメント。
「非常に壮大でかつ深いテーマの物語で、歴史を動かす一手に命をかけ奮闘して来た人たちの生き様に魅力された方々も多いと思います。私もその1人です。この素晴らしい原作のアニメ化に、キャストの1人として参加することができて幸せです。放送をぜひお楽しみいただけたらうれしいです」と話している。
本PV第2弾もYouTubeで公開された。地動説を証明するために信念と命を懸けたラファウ、バデーニ、オクジ―、ヨレンタの名ぜりふが、新章のメインキャラクターたちにつながっていく映像で、バンド「ヨルシカ」による新たなエンディングテーマ「へび」の一部がお披露目された。
ヨルシカは「ある日見たへびの鱗が綺麗だったので、へびをテーマにした曲を書いていた時、ふとチ。との親和性を感じました。聖書では知恵の実を食べる人間と、それを唆したへびの構図が有名ですが、それはシンプルな知への欲求の比喩だと解釈できます。そこから、へびが春に眠りから目覚め、外にはい出して世界を知る歌を書きました」とコメント。
楽曲の典拠としているという唐代の詩人、元シンの「離思」の一節を紹介し、「意訳すると『大海を知った後ではただの水では満足できない。巫山の雲以外を雲とは思えない』大海も巫山の雲も、元シンが亡き妻に向けた比喩です。シンプルで奥行きのある愛の詩です」と話している。
同作は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で2020~22年に連載された。15世紀のヨーロッパを舞台に、異端思想の地動説を命がけで研究する人々の姿が描かれた。アニメは、「サマーウォーズ」などのマッドハウスが制作する。NHK総合で毎週土曜午後11時45分に放送中。全25話。
「チ。 -地球の運動について-」PV
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