FC東京 vs 名古屋グランパス戦で実証!3D-LiDAR人流計測『ナガレミル』活用の特別インタビューを公開

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プレスリリース詳細 https://kyodonewsprwire.jp/release/202502174323

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FC東京 vs 名古屋グランパス戦で実証!3D-LiDAR人流計測『ナガレミル』活用の特別インタビューを公開

~国立競技場の混雑解消に向けた第一歩!5万人以上が来場する試合で運営スタッフが抱えている課題解決に向け「ナガレミル」を活用したアプローチを実施。その内容をFC東京に語っていただきました。~

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岡谷エレクトロニクス株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:水野 治、以下 岡谷エレクトロニクス)は、人流計測ソリューションの実証事例としてJリーグに加盟する東京フットボールクラブ株式会社(本社:東京都調布市、代表取締役社長:川岸 滋也、以下 FC東京)に行ったインタビュー記事を2/7に公開しました。このインタビューは2024年の9月に行った人流計測についての内容となります。

事例インタビュー全文はこちら

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502174323-O1-nq3Kdnbi

■国立競技場での人流計測にあたって、FC東京が抱えていた課題

私たちが目指しているのは、来場者の皆さまがストレスなく快適に過ごせる環境を提供することや、競技場内でのホスピタリティ向上に取り組むことです。その中で、混雑の緩和が重要な課題の一つとしてあがりました。

国立競技場での試合運営に関しては、試合実績が2022年からのスタートで、2022年と2023年で2試合ずつ計4試合を実施しました。その中で特に課題となっていたのが、試合後の混雑と帰宅までの時間の長さです。国立競技場での試合は代表戦なども含め、警察からは一般の方の通行の妨げについて具体的な指示があるわけではありませんが、「帰りの混雑には十分注意するように」と毎回アナウンスされます。また近隣の方や来場者の不満足度を下げることは運営においてとても重要で、強化試合を実施する際にもこうしたフラストレーションを軽減する取り組みが求められます。

この問題を数値化し、具体的にどのくらいのお客さまがどの駅に向かわれているのかを把握することで、改善策を検討したいと考えていました。そうした背景から、国立競技場での人流計測をお願いしました。 ※インタビューより抜粋

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502174323-O2-ncItGZmc

■実施概要

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502174323-O3-5Qh6H2w5

・実施項目:ナガレミルによる人流観測

・計測時間:13:00~22:00

      (試合時間 19:00~21:00)

・実施場所:国立競技場

・実施内容:

      ① 国立競技場から【千駄ヶ谷駅・信濃町駅・国立競技場駅・外苑前駅】へと通ずるゲート上     

      へ3D-LiDARを設置し、通行人数と移動方向を計測

      ②実施内容をコンサル会社であるベクトル総研様に共有し、課題の対策案を提案

■実施結果

実施結果はインタビュー本文をご覧ください

事例インタビュー全文はこちら

■実施してみての感想

数値や結果を拝見して、データ全体としては想定していた内容と概ね合致しており、精度の高さを実感しました。また信濃町方面に向かう方が予想以上に多かったと感じました。一方で、外苑前を利用される方は思ったほど多くなく、国立競技場駅や千駄ヶ谷駅方面に向かう方は想定通りでした。

お客様の流れは私たちのチームでも予測していましたが、今回、来場者の動線を時間ごとに視覚的かつ数値的に把握でき、とても参考になりました。

■ナガレミルの印象

資料を拝見した時点ではイメージが湧きにくかったものの、現地で映像を見てその技術の素晴らしさを実感し、さまざまな活用が可能だと感じました。特に、個人を特定しない配慮がされている点は非常にセンシティブな現代において重要であり、大きな魅力だと思います。実際のサービスを現地で確認した際には、非常に分かりやすい数値データに驚かされ、単なるカウントに留まらず、どの方向から人が来ているのかといった情報を映像で可視化できる点が印象的でした。予想と大きな差はない結果でしたが具体的な数値化によって対応方法や考え方が明確になり、大変参考になりました。また、数値データを漏れなく取得でき、個別カウントの手間が省ける点や、コンパクトなサイズで高精度なデータが取れる点に大変驚きました。このサイズ感なら通行を妨げず、スムーズな入退場を実現できます。スポーツイベントのように多数の人が密集する場面では、目視でのカウントが困難なため、LiDARによるセンシングの利便性と有用性が際立ち、国立競技場での人流も高い精度で計測していただけると考えました。

【画像】

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502174323-O9-2A3l16Du

■ナガレミルとは

「ナガレミル」は3D-LiDARとAIの活用によって 広範囲で歩行者や車両の数、方向、速度等をデータ化するサービスです。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502174323-O5-2yIAWIA2

(Ouster社製)

「ナガレミル」は、3D-LiDARセンサーを活用して人を検知します。3D-LiDARは、周囲を360°スキャンし、物体に反射したレーザー光の戻り時間を計測することで、物体までの距離や形状を算出し、3D点群データを生成します。

3D-LiDARで得られる情報には以下の特徴があります。

・数十~数百メートルの広範囲を検知可能

・光や天候に左右されず、雨天や夜間でも検知可能

・カメラとは異なり、人の顔や服装等の個人情報を取得しない

精密な3次元のデータを非常に高速で取得できるため、自動運転車、ドローン、ロボット、建設業界等さまざまな分野で使用されています。

3D-LiDARが取得するのは、人の形状をした点群データ(人の目では人と認識できますが、機械では人と認識できないデータ)です。当社は、この点群パターンをAIに学習させて人の動きや流れを追跡し、グラフや表で分かりやすく行動分析ができる「ナガレミル」という実用的なサービスを開発しました。「ナガレミル」には、次の5つの機能があります。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502174323-O8-w7cI8g42

これらの機能を人の手で実現しようとすると、24時間の計測だけでも数十人のスタッフが必要になり、データの集計にも多くの時間がかかります。しかし「ナガレミル」では、たった1台の3D-LiDARで半径20m~30mを計測し、翌日にはすべてのデータを集計・解析できます。

※複数の3D-LiDARを連結させることで、計測範囲をさらに広げることが可能です。

事例インタビュー全文はこちら

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