お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光さんが12月1日、ネットでラジオを聴くことができるサービス「radiko(ラジコ)」15周年の記者発表会に出席。15周年PR大使への就任が発表された。太田さんは、15周年を機に誕生したradiko公式キャラクター「ラジまる」に抱きつき押し倒す“手荒いPR”も披露しつつ、ラジオやradikoの魅力を熱弁した。
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任命式で、太田さんはradikoの池田卓生社長から大使のタスキを掛けられた。TBSラジオ出身で、同局の「爆笑問題カーボーイ」「爆笑問題の日曜サンデー」のプロデューサーだった池田社長は、太田さんと一緒にラジオの未来を語り合った旧知の間柄。「TBSの社長を狙ってます。radikoの社長を足掛かりに」と太田さんは池田社長をイジりながらも、「まさか、この人がこんなに出世するとは……」と感慨深げだった。
「ビートたけしのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)を聞き、漫才師を目指したという太田さんは、ラジオ愛もひときわ強い。radikoのエリアフリー機能を使って、全国のラジオ番組を聴いており、この日も東京だけでなく、広島や大阪、和歌山、沖縄のラジオ番組をよく聴く番組として挙げた。「地方の番組まで聴けるなんて夢のよう。東京にいながら地方の天気や交通情報、催事情報も聞いていて、それが楽しいことに気が付きました」とradikoの魅力を熱く語った。
「ラジオはオールドメディアなんて言われ、『ラジオなんて誰が聴いているんだろう?』と話す時代もありました。ですが、radikoができたおかげで若い人もラジオを聴き始め、こういう発展の仕方もあるんだなと感慨深く思います。もっとみんなに聴いてほしいと思っています」と意気込んでいた。
発表会で、池田社長は15周年のキャッチフレーズを「FIND YOUR VOICE.」と発表。「あなたの好きな声を見つけて」というコンセプトに向け、「今までラジオ局の配信プラットフォームの役割が主でしたが、これからは『そのコンテンツをもっと好きになる、もっと近くにある』『ラジオの聴き方を新しい形で届ける』エンターテインメントプラットフォームに進化させたい」と宣言した。
その施策として、「ラジまる」の名前の発表のほか、俳優の木戸大聖さんが出演し、音楽をSaucy Dogの石原慎也さんが担当したブランドムービーも公開された。(佐々本浩材/MANTAN)