霧尾ファンクラブ:テレビアニメが2026年4月スタート 追加キャストに広瀬裕也、小笠原仁、伊藤彩沙、和泉風花 “一方通行”ラブコメディー

アニメ「霧尾ファンクラブ」のキービジュアル第1弾(c)地球のお魚ぽんちゃん・実業之日本社/「霧尾ファンクラブ」製作委員会
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アニメ「霧尾ファンクラブ」のキービジュアル第1弾(c)地球のお魚ぽんちゃん・実業之日本社/「霧尾ファンクラブ」製作委員会

 ドラマ化もされた地球のお魚ぽんちゃんのマンガが原作のテレビアニメ「霧尾ファンクラブ」が、2026年4月から放送されることが分かった。追加キャストとして、満田充役の広瀬裕也さん、桃瀬隼斗役の小笠原仁さん、村岡皐月役の伊藤彩沙さん、田代星羅役の和泉風花さんが出演することも発表された。

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 満田充役の広瀬さんは「彼の持つ内に秘めた感情がパワフルで、彼なりの関わり方がとても好きだったので演じることができてうれしかったです! 原作がとにかく面白くて、セリフ回しやワードセンスも抜群すぎて、音として聴こえる時にどうアプローチするか悩みながら演じさせていただきました! キャスト陣も世代が近い方々が多かったので、和気あいあいとアフレコに臨ませていただきました! 満田がどう彼女らと、そして霧尾くんと触れ合っていくのかぜひお楽しみに!」とコメント。

 桃瀬隼斗役の小笠原さんは「青春って何でしょうか。まさにその時を生きていた時でさえ分からなかったことが今更はっきりと理解できるなんて到底思い上がれませんが、この作品のアフレコ期間中は毎週『きっとこういうことだったのかもしれないな』と考えさせられていましたし、あの期間は自分にとってきっとそう呼べたかもなと思います。なんでもないやり取りと、何にもならないささいな選択の連続が、しかし本人たちの中においては少しずつ確実に意味があって、でも全部がきれいに回収される人生なんてこともなくて。それでも大切な人と紡ぐ時間の中であれば全部が一つずつ楽しい思い出、記念に変わってゆく。そんな美しい日々を、正直どうかしているコメディーセンスを振りかざして描かれる傑作です。お力添えできたことをとても光栄に思います」と話している。

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 村岡皐月役の伊藤さんは「藍美と波の、スピード感あふれる会話のテンポと斜め上の着眼点に夢中になって原作を読み進めました。笑って笑ってたくさん笑って、でもそれだけじゃないこの作品の魅力が、たくさんの方に届くとうれしいです。私が演じさせていただく皐月は、親しみやすい性格でクラスの人気者。等身大の高校生らしさを持っていて、憧れるくらい青春をしています! 演じていて本当に楽しかったです。放送が皆さまの毎日に、ひとつの楽しみや笑顔を添えられる作品になりますように。ぜひお楽しみにしていてください!」と語っている。

 田代星羅役の和泉さんは「人生でこれほどまでに『俺、ガチでオタクやってきて良かった』と思える日が来るなんて……何だかとても報われた気持ちになりました。星羅はとても愛情深く、行動力があり、パワフルな人物です。アニメで初めて作品に触れる皆さんはぜひ、星羅がどんな活躍をするのかも楽しみにしていてください! 元々地球のお魚ぽんちゃん先生の作品は学生の頃から触れさせていただいていたので、まさか出演できるなんて、しかもこんな私の学生時代を濃縮還元したようなキャラクターで……! 感激です! 放送が本当に楽しみです! 皆様にもお楽しみいただけますように」とコメントを寄せている。

 外山草監督は「“霧尾ファンクラブ”の意味を知った時、このかけがえのない青春群像劇をまたはじめからたどりたくなります。一巡めでも十二分に笑って泣いたはずの彼女たちのものがたりが、更に鮮明になって笑いと涙をもたらしてくれます。そんな仕掛けが、軽妙洒脱なセリフのやりとりや豊かな表情、絶妙な登場人物の立ち位置から鮮明に浮かび上がってきます。どうか最後まで見届けてください。そして二巡め、三巡めと彼女たちのものがたりをたどり、たのしんでください。そんなおもしろさを残さず表現すべく、キャスト、作画、美術、色彩、撮影、制作進行、演出などなど多くのスタッフが、“霧尾ファンクラブ”ファンクラブ会員となり推し活(制作)しています!」と語っている。

 シリーズ構成・脚本を手がける皐月彩さんは「『霧尾ファンクラブ』を通して何度も笑い、涙し、友だちに会いたくなったあの瞬間のきらめきを、アニメ化を通しても色あせずみなさまにお伝えできるようにはどうすればいいだろうと、地球のお魚ぽんちゃん先生、スタッフたちと日夜話し合いながら制作をしました。この作品は、今そばにいる大切な人と、今しかないこの時間をどう過ごすか、『だいすき』という気持ちをどう伝えるか悩み・向き合う物語だと思います。自分の大切な人と一緒にこのアニメを見たいな、久々に連絡してみようかな、そうやって世界に少しでも『だいすき』の気持ちがつながっていきますように」と話している。

 アニメーションキャラクターデザイン担当の林奈美さんは「約3年前、『アニメ化してほしい作品』として『霧尾ファンクラブ』を挙げたところ、プロデューサーの目に留まり、ご縁がつながってアニメ化していただくことになりました。まさか本当に実現するとは思っておらず、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。キャラクターデザインとして関わらせていただけることも大変光栄です!! 原作の魅力がアニメでより一層伝わるよう、青春、笑い、涙、汗、涎(よだれ)を届けられるよう、心を込めて制作に臨んでいます。ぜひ放送を楽しみにお待ちください!」とコメント。

 色彩設計担当ののぼりはるこさんは「『霧尾ファンクラブ』アニメ化! この作品に参加したかったー!! オファー頂いた時、前のめりにやりますやりたいです!って 私の大好きな街が舞台でのお話。可愛い高校生の日常が描かれています。毎日泣いたり笑ったりこの子たちと一緒にまた青春を生きていけるのがとても楽しいです。柔らかな優しい色合いになっております。みなさまも一緒に青春しませんか? ぜひ、ご視聴ください」と話している。

 音響監督の亀山俊樹さんは「言葉と感情のスキマみたいなところに不思議な情感が溢れていて、大局としては私たちを翻弄(ほんろう)する青春の衝動の嵐が吹き荒れているにも関わらず、その嵐の中でマッチ棒で模型を作っているような開き直った人物描写が楽しい作品なのだと思います。私はこの作品に出会って、面白いことを見つけて面白がることの大切さ、いとおしさを学んだ気がするのです!」とコメントを寄せている。

 同作は、女子高生の三好藍美と染谷波が、気になるクラスメート・霧尾賢に対して止まらない妄想や愛のやりとりを繰り広げる姿が描かれた“一方通行”ラブコメディー。「COMICリュエル」(実業之日本社)で2022~24年に連載された。「このマンガがすごい!2024」オンナ編で第6位、「このマンガがすごい!2025」オンナ編で第10位と2年連続トップ10にランクインするなど人気を集め、今年4月に実写ドラマ化された。

 アニメは、外山さんが監督を務め、サテライトが制作する。稗田寧々さんが三好藍美、若山詩音さんが染谷波、梶原岳人さんが霧尾賢をそれぞれ演じる。

 ※キャスト(敬称略)

 監督:外山草▽シリーズ構成・脚本:皐月彩▽アニメーションキャラクターデザイン:林奈美▽メイン原画:貞方希久子▽美術設定:滝口勝久(スタジオちゅーりっぷ)▽美術監督:鈴木大介(スタジオちゅーりっぷ)▽色彩設計:のぼりはるこ(緋和)▽撮影監督:志村豪(T2studio)▽編集:松本秀治▽音響監督:亀山俊樹▽音響制作:Studio Sound Bee▽音楽:菊谷知樹▽音楽制作:ポニーキャニオン▽アニメーション制作:サテライト

「霧尾ファンクラブ」PV

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